文学研究科の教育とカリキュラム

入学案内 文学研究科の教育とカリキュラム

文学研究科は、文献文化学専攻、思想文化学専攻、歴史文化学専攻、行動文化学専攻、現代文化学専攻に分かれています。それぞれの専攻が対象とする範囲は幅広く、人間や人間の営みに関するほぼすべてのことが研究・教育の対象になります。

専攻・専修一覧

文学研究科の教育とカリキュラム

大学院の教育課程は2年間の修士課程(博士前期課程)と3年間の博士後期課程とから構成されています。大学院にはいると、図書館での本の貸出期限や冊数も増え、専修によっては研究室に自分の机を持てるようになります。本格的研究開始を感じられるようになるでしょう。1回生は、4月初旬に希望する指導教員の届と学修・研究計画を提出し、研究活動を開始します。修士課程での必要単位は30単位と学部と比べて少なく、自分自身で研究する姿勢が最も要求されます。2回生で修士論文に集中するためにも、修士課程1回生時にできるだけ多くの単位を取得することが望まれます。修士論文については、論文題目を2回生の10月中旬に専修主任教員の検印を受けて提出しなくてはなりません。論文の提出締切りは1月初旬ですので、題目提出時にはほぼ論文がまとまっている必要があるでしょう。修士論文は研究者に向けての初めての本格的な論文です。私達は「後から来る者は、先に行く者の誤りを訂正し、先行の者を追い越してゆくのが当然である」と考えています。教員が修士論文に期待するところは大なのです。論文の審査と試験に合格した者には修士の学位を授与します。

博士後期課程に進学・編入学しますと、自分が専門的研究の一翼を担うのだという意識が求められるようになります。場合によっては、教員の補助をして学部学生を指導することもあります。博士後期課程には必修単位はありませんが、博士論文指導を受けなくてはなりません。また、1年次の4月には博士後期課程全体の研究主題や具体的な研究計画を、さらに、3月には博士論文作成計画書を提出しなくてなりません。このように、日々専門家としての研究を計画的に進めていくことになるでしょう。

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