| 序章 | |
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0.1 | 古ロシア年代記『過ぎし年月の物語』と古ロシア文章語 |
0.2 | シリヴェストル編『過ぎし年月の物語』の主要写本について |
0.3 | 本書の構成 |
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| 第 1 章 | 『過ぎし年月の物語』の言語とテクストの構造 |
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1.1 | はじめに |
1.2 | 『過ぎし年月の物語』の内容と構成 |
1.3 | テクストのタイプとテクストを形成する言語的手段 |
1.4 | 『過ぎし年月の物語』におけるテクストのタイプとその言語的特徴 |
1.5 | 数量的考察 |
1.6 | 結語 |
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| 第 2 章 | 『過ぎし年月の物語』成立の過程とテクストのタイプ |
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2.1 | シャフマトフによる『過ぎし年月の物語』成立の研究 |
2.2 | 『過ぎし年月の物語』の成立とそれぞれのテクストタイプ |
2.3 | いくつかのテクスト部分にみられる特異性 |
2.4 | 統計的議論 |
2.5 | 結語 |
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| 第 3 章 | 古教会スラブ語福音書における発話動詞 |
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3.1 | はじめに |
3.2 | 古教会スラブ語福音書における
reče, glagola, glagolję, glagolaaše の使用 |
3.3 | 複合的発話動詞 |
3.4 | 数量的調査 |
3.5 | 結語 |
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| 第 4 章 | 死を表す動詞 umьrěti と prěstavitisja の使用 [1] |
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4.1 | はじめに |
4.2 | 『過ぎし年月の物語』における umьrěti と prěstavitisja |
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| 第 5 章 | 死を表す動詞 umьrěti と prěstavitisja の使用 [2] |
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5.1 | 年代記テクストの生成と prěstavitisja の使用 |
5.2 | 『過ぎし年月の物語』における「死亡報告」と「事件の叙述」 |
5.3 | 『ノヴゴロド第一年代記 (古輯)』における「死亡報告」と「事件の叙述」 |
5.4 | 結語 |
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| 第 6 章 | 『過ぎし年月の物語』における聖書からの引用 |
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6.1 | はじめに |
6.2 | 引用されるべき正確なテクストの存在 |
6.3 | 引用の基本的タイプ |
6.4 | 読み手に訴えかける技術 |
6.5 | 間接的引用に起因する改変 |
6.6 | 比喩表現としての引用 |
6.7 | 一般人の聖書知識 |
6.8 | 結語 |
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| 終章―結論― | |
| 略語表 | |
| テクスト | |
| 参照文献 | |
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