『歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ』 谷川 稔編
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< 目 次 > |
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序論 歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ―記憶の歴史学から |
谷川 稔 |
第一部 前近代世界と「ヨーロッパの記憶」 |
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(1) 古代史からのまなざし |
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古代ギリシアとヨーロッパ・アイデンティティ
―ヨーロッパの源流としてのギリシア像再考にむけて |
庄子大亮 |
古代ローマ帝国と近現代ヨーロッパの自己理解 |
南川高志 |
ビザンツ帝国と「ヨーロッパ・アイデンティティ」 |
井上浩一 |
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(2) 中・近世史のディスクール |
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精神史としての起源史―ブルターニュにとってのブリタニアとケルト |
原 聖 |
西欧の民族史観とヨーロッパ・アイデンティティ |
江川 温 |
地域と国家 非「国民国家」型統合 |
服部良久 |
オスマン朝と近世ヨーロッパ像 |
新谷英治 |
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第二部 近・現代世界と「ヨーロッパの記憶」 |
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(1) EUのマトリクス? |
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よみがえるヤギエウオ朝の記憶―ヨーロッパ統合と東中欧史の構築
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小山 哲 |
EUの拡大と「中欧」認識のゆらぎ―ヨーロッパと国益のはざまで |
羽場久シ尾子 |
オーストリアとヨーロッパ・アイデンティティ |
大津留厚 |
ナポレオンとヨーロッパ意識 |
杉本淑彦 |
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(2) 鏡としてのヨーロッパ |
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「イギリス」を作り直す―ブリテン・帝国・ヨーロッパ |
井野瀬久美惠 |
ロシアからみたヨーロッパ |
藤本和貴夫 |
アメリカの自己像 ―歴史的記憶としてのヨーロッパ |
松本悠子 |
「ヨーロッパ」と「イスラーム世界」?
―二項対立的世界史叙述の克服にむけて |
羽田 正 |
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あとがき |
谷川 稔 |