文化遺産学・人文知連携センター 行事のお知らせ 東アジア「間文化」第20回研究会のご案内

東アジア「間文化」第20回研究会は、勝盛典子氏をお招きし、下記の要領で開催することとなりました。
継続参加の方はもちろん、初めての方もお気軽にご参加頂けたらと存じます。

日時

2024年6月19日(水) 14:00~16:40(京都);13:00~15:40(上海・香港)

開催方式

対面、オンライン(Zoom)

会場

地下・大会議室(文学部棟)

交通アクセス « 京都大学大学院文学研究科・文学部 (kyoto-u.ac.jp)

使用言語

講演(日本語);質疑応答(中国語・日本語)

*講演と質疑・討論の際は、逐次通訳(日本語=中国語)あり

(通訳:林怡冰(京都大学大学院文学研究科博士後期課程))

プログラム(京都時間)

14:00~14:05 挨拶・講師紹介:田中 和子

14:05~16:05 講演:勝盛 典子 氏

題目:17世紀に舶載された銅版世界地図および人物図の受容について

要旨:17世紀に日本に舶載された1609年版P. カエリウス世界図、1619年版W. ブラウ世界図、1640年版W. ブラウ地球儀、1648年版J. ブラウ世界図、(1678年)フィッセル改訂ブラウ世界図、(1690年)ファルク壁地図等について、その舶載状況や時期を明確にしながら、絵画資料を中心にその受容について紹介する。

 

(休憩 5分)

 

16:10~16:40  質疑・討論

講師紹介

勝盛典子先生の専門分野は日蘭交流史・近世日本絵画です。勝盛先生は、神戸市立博物館を経て、2019年から2022年まで香雪美術館の館長を務められました。著作には『近世異国趣味美術の史的研究』(臨川書店、2011年)などがあります。

参加方法

参加を希望される方は、6月12日(水)までに、下記のgoogle formから申し込みしてください。

参加申込フォーム

問い合わせ窓口

筒井忠仁(美学美術史学専修)

tsutsui.tadahito.8s[at]kyoto-u.ac.jp([at]を@に替えてください)

*会場までの交通費等は、各自でご負担ください。多人数になる場合は、調整させていただきますので、どうぞご了解ください

なお本研究会は、2020年度に京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センターにより採択された「人文知連携共同研究会」を継続して開催されるもので、科学研究費(22H00759/前近代日本の「万国人物図」群が示す人種観と世界観に関する総合人文学的研究(基盤B))の助成を受けています。

研究会幹事:池田恭哉(中国哲学史専修)、成田健太郎(中国語学中国文学専修)、筒井忠仁(美学美術史学専修)、田中和子