行動文化学

大学院文学研究科
行動文化学専攻
文学部
行動・環境文化学系

この系は心理学、言語学、社会学、地理学の4専修から成っています。文学部の他の系では、概ね過去から現在までに蓄積された書物や文書などの文字資料を扱うのに対して、この系では人間が日常使う言語や、心の動き、社会の中での行動とそれを取り巻く地域そのものが研究の対象です。フィールドでの調査、統計、現象を観察してモデルや仮説を立てそれを実験によって検証するといった自然科学的な手法をとることもこの系の特徴です。

心理学専修

心の働きに関する基礎的研究を進めている。記憶、学習、知覚、認知、発達などについて、神経科学、進化生物学、情報科学などとも関わる多様な実験手法を用いながら研究し教育している。

蘆田 宏 教授
視覚科学
黒島 妃香 教授
比較認知科学
森口 佑介 准教授
発達認知神経科学
ダンカン・A・ウィルソン 講師
比較心理学、霊長類学
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言語学専修

理論言語学、諸言語のフィールド調査と記述、歴史・比較言語学、文献学的言語研究など幅広い分野で研究と教育が行われている。院生たちが主催する研究会活動も非常に活発である。

定延 利之 教授
記述・理論言語学、日本語
千田 俊太郎 教授
記述言語学、パプア諸語、朝鮮語、エスペラント
アダム・キャット 教授
印欧諸語歴史言語学、古期インド・イラン諸語、トカラ語
大竹 昌巳 講師
文献言語学、契丹語
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社会学専修

社会学、社会人間学、比較文化行動学、及び、比較社会学という4分野から構成されている。社会を根源的に把握する理論的視座と、現実の問題を調査によって読み解く姿勢が特徴である。

太郎丸 博 教授
社会階層論、数理社会学
岸 政彦 教授
生活史、質的調査方法論
田中 紀行 准教授
社会学史、社会学理論
ステファン・ハイム 准教授
経済社会学、産業社会学、組織論
丸山 里美 准教授
ジェンダー研究、福祉社会学
安里 和晃 准教授(兼)
移民研究、アジア研究、社会福祉論
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地理学専修

わが国最古の大学地理学教室として、多くの研究者を育てて来た。歴史地理学、経済地理学、都市・農村地理学、文化地理学等、人文地理学の諸分野の研究・教育が行われている。

米家 泰作 教授
歴史地理学
埴淵 知哉 准教授
都市地理学、健康地理学
杉江 あい 講師
社会地理学、開発地理学、地域研究
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