基礎現代文化学系では、科学、情報、大衆文化とメディア、現代史と、大きく4つの柱をたてて現代文化を研究しています。科学、情報、大衆文化とメディアは、現代社会を考えるときに欠かすことの出来ない要素であり、それらをとおして現代世界のありかたを研究しています。また現代世界がどのように形成され、変化していくのかを研究するのが現代史です。そのために科学哲学科学史、メディア文化学、現代史学の3つの専修がつくられています。
科学哲学科学史専修
科学とはなんだろうか、仮説はいかにして知識となるか、科学はどのように発展してきた。哲学と歴史学の視点からアプローチし、科学の認識論、学説史、科学と社会の関わりなどについて考察する。
メディア文化学専修
メディア文化学専修は、情報・史料学専修と二十世紀学専修が合併することにより、2018年度に発足した新しい専修である。
現代史学専修
言葉の真の意味での「世界史」は現代世界においてはじめて可能であり、現代世界は20世紀にその姿をあらわす。常にグローバルな視点に立ち、「比較」と「相関」の見地から世界史を研究する。