フランス語学フランス文学専修ホームページ 大学院生・OD 研究業績一覧 

Travaux publiés par des doctorants et post-doctorants

【2024(R6)年度】
寺西暢子「バレーの中のマノン(6)―ジョヴァンニ・カザーティのミラノ版《マノン・レスコー》」,『仏文研究』, 2024, 55: 21-50.

深野瑛誉「ラシーヌ『イフィジェニー』における神託と罰」,『仏文研究』, 2024, 55: 51-64.

【2023(R5)年度】
松原冬二「マンディアルグ「考古学者」における深層としてのイタリア―ボナに献じる物語の神話的構造―」,『関西フランス語フランス文学』第30号,2024年

西村真悟「植物の視点, あるいは死を受け入れるための人工的方法―ウエルベック『地図と領土』(2010)―」,『関西フランス語フランス文学』第30号,2024年

宮下拓也「中世イタリアのフランス語―特にフランス語版セネカ『倫理書簡集』について―」、『フランス語フランス文学研究』第124号、2024年、43-57.

Toji MATSUBARA, « Mandiargues et Mérimée : les fouilles de Vénus dans l’archéologie du fantastique »,『仏文研究』, 2023, 54: 29-44.

田伏也寸志「晩期アランにおける理想的共同体の変遷―「農民的構造」から「農村共和連邦」へ―」,『仏文研究』, 2023, 54: 45-70.

【2022(R4)年度】
廣岡江梨子「マリヴォーにおける raison と esprit」,『関西フランス語フランス文学』第29号,2023年

松田真里「プルーストの作品における目立たない動物」,『関西フランス語フランス文学』第29号,2023年

岩永 大気「サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』におけるアイロニー的方法」,『関西フランス語フランス文学』第29号,2023年

横田悠矢「白い文体、「私」の時間」,『すばる』2022年12月号,140-141.

Takuya MIYASHITA, « Notes sur le vocabulaire des Lettres à Lucilius en français médiéval », 『仏文研究』, 2022, 53: 5-20.

横田悠矢「「わたし」をめぐる真実 ― ミシェル・レリス『囁音』以降の断章から―」, 『仏文研究』, 2022, 53: 21-42.

寺内成史「『パリの憂鬱』における沈黙― 三つの詩篇をめぐって―」,『仏文研究』, 2022, 53: 43-62.

岡本夢子「出世主義者の到来―アルカンテール・ド・ブラーム『出世主義者』」,『仏文研究』, 2022, 53: 63-76.

Yuta YAMASHITA, « Fausse vérités ou véritable faux dans les Fausses Confidences de Marivaux », 『仏文研究』, 2022, 53: 77-89.

Toji MATSUBARA, « « Jardin imaginaire » et « jardin réel », chez André Pieyre de Mandiargues : autour de l’image fantastique des poèmes-monuments »,『仏文研究』, 2022, 53: 91-103.

Tomoko HASHIMOTO, « Folie optique et fantaisie scientifique. Optogramme dans Claire Lenoir de Villiers de l’Isle-Adam », 『仏文研究』, 2022, 53: 105-116.

寺西暢子「バレーの中のマノン(5)―イゾリーヌ、クラリ、アミーナ、似て非なるヒロイン達―」,『仏文研究』, 2022, 53: 117-158.

柴田秀樹「ミシェル・フーコーの翻訳論」『フランス語フランス文学研究』第121号、2022年、103-117.

【2021(R3)年度】
Yuya YOKOTA, « Réflexions sur l’image du lecteur dans l’autobiographie : autour du narrataire et du lecteur virtuel », Cahier multiculturel de la Maison du Japon, 第13号, 2022年

西村真悟「ミシェル・ウエルベック『生きてあり続けること』における「書くこと」―パゾリーニ『聖パウロ』との比較を通じて―」,『関西フランス語フランス文学』第28号,2022年

大山賢太郎「『新エロイーズ』における読者の諸相―「対話性」と「両義性」を中心に―」,『仏文研究』第52号,2021年,19-36.

寺西暢子「バレーの中のマノン(4)―1979年11月1日初演の《マノン・レスコーとグリュー騎士》―」,『仏文研究』第52号、2021年,37-70.

横田悠矢「アニー・エルノー『歳月』における記憶と忘却 」,『仏文研究』第52号、2021年,71-93.

Yuya Yokota, « Réflexion en vue de traduire le haïku : la modalité du sujet dans la forme brève d’après Roland Barthes », dans Les chaînes trajectives de la réception et de la création, éd. Julie Brock, Peter Lang, 2021, 385-398.

横田悠矢「俳句翻訳のために:ロラン・バルトと「短い形式」」、ジュリー・ブロック編『受容と創造における通態的連鎖』、新典社、2021年、319-336.

柴田秀樹「例外的な本『レーモン・ルーセル』」「二人の対話者が描く円環」, 『狂い咲く、フーコー』, 読書人, 2021, 86-89.

Yumeko OKAMOTO, « Maurice Donnay, créateur de la légende du Chat Noir », dans Poétique du Chat Noir (1882-1897), Presses universitaires de Paris Ouest, 2021,

Yumeko OKAMOTO, « Les écrivains dans la vogue du monologue fin-de-siècle. Les enjeux des monologusiteset des monologueurs », Études de langue et littérature françaises , n°119, 2021, 127-142.

松原冬ニ「マンディアルグ「ダイアモンド」における秘教主義と結晶体の美学」、『フランス語フランス文学研究』第119号、2021年、177-191.

【2020(R2)年度】
柴田秀樹「フーコーはいかにしてレーモン・ルーセルを読んだか」, 『フーコー研究』, 岩波書店, 2021, 166-181.

寺西暢子「バレーの中のマノン(3)―マリー・タリオーニの「恋する高級娼婦」―」, 『仏文研究』, 2020, 51: 27-66.

松原冬ニ「三島由紀夫とマンディアルグ(II) 一薔薇・刃・聖セバスティアン一」、『仏文研究』, 2020, 51: 67-98.

實谷美咲「シャルル・ノディエの『パン屑の妖精』における狂気の神 医学史との関連から」、『フランス語フランス文学研究』第117号、2020年、167-183.

横田悠矢「アニー・エルノーにおける日記・作品と読者像 『ある女』『シンプルな情熱』を中心に」、『フランス語フランス文学研究』第117号、2020年、201-216.

【2019(H31/R1)年度】
大山明子「キリスト教叙事詩の試みにおけるシャルル・ペローの詩論 ―『聖ポーラン』(1686 年)を中心に ―」、『関西フランス語フランス文学』第26号、2020年

廣岡江梨子「マリヴォーの寓話―恋愛の擬人像の変遷をめぐって―」、『関西フランス語フランス文学』第26号、2020年

岡本夢子「文学研究の中の芸術キャバレー「シャ・ノワール」 文学における集団性と新聞発行」、『フランス語フランス文学研究』第116号、2020年、35-50.

柴田秀樹「ミシェル・フーコーとマラルメ」、『フランス語フランス文学研究』第116号、2020年、87-101.

Misaki JITTANI, « La « dualité » de la folie au XIXe siècle : le fou pathologique médical et le fou mélancolique littéraire chez Charles Nodier », Bulletin Annuel d’Études Françaises『年報・フランス研究』, 53, 2019, 1-16.

小柏裕俊『モンタージュ小説論 文学的モンタージュの機能と様態』、水声社、2019

Takuya MIYASHITA, « La traduction française médiévale des Lettres à Lucilius de Sénèque », 『仏文研究』, 2019, 50: 103-135.

横田悠矢「「反英雄」としての読者像一ロラン・バルトの知的自伝をめぐって一」、『仏文研究』, 2019, 50: 57-86.

松原冬ニ「三島由紀夫とマンディアルグ(I)一英雄の誕生から『サド侯爵夫人』まで一」、『仏文研究』, 2019, 50: 31-55.

Tomoko HASHIMOTO, « Image hallucinatoire, enjeu médical et littéraire », 『仏文研究』, 2019, 50: 5-30.

Ayano HIRAMITSU, Les Chambres de la création dans l’œuvre de Marcel Proust, Honoré Champion, 2019.

松原冬ニ「『Oの物語』におけるフクロウの仮面–マンディアルグと仮面をめぐる一考察–」、『フランス語フランス文学研究』第115号、2019年

【2018(H30)年度】 
大山賢太郎「『ダランベール氏への手紙』における自己像とレトリック」、『関西フランス語フランス文学』第25号、2019年

松原冬ニ『アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ―イタリアをめぐる幻想の美学』、水声社、2019

寺西暢子「バレーの中のマノン(2)―「マノン」、「マルグリット」、「ヴィオレッタ」」, 『仏文研究』, 2018, 49: 5-40.

Tomoko HASHIMOTO, « Violon, voix et « orgie d’imagination » : l’évocation sonore chez Sand et Flaubert », 『仏文研究』, 2018, 49: 41-54.

廣岡江梨子「マリヴォー『腹心の母』における娘の問題―恋愛と自己確立の喜劇―」, 『仏文研究』, 2018, 49: 55-74.

松原冬ニ「マンディアルグの戯曲『イザベッラ・モッラ』―演劇的フィアスコと「残酷演劇」の理論を巡って―」, 『仏文研究』, 2018, 49: 75-101.

山下裕大「経験を異化する―マリヴォー『いさかい』における欲望の手練手管を中心に―」, 『仏文研究』, 2018, 49: 127-141.

岡本夢子「小説の余談―『ラ・コル・モンマルトル時代の話』に含まれる芸術キャバレー「シャ・ノワール」の小話を巡って―」, 『仏文研究』, 2018, 49: 143-155.

西村美咲「憂うつとイデアリスム―シャルル・ノディエの『悲しき人々』をめぐって―」 , 『仏文研究』, 2018, 49: 157-177.

Yuya YOKOTA, « Questions de création poétique dans la traduction des haïku », dans Translationes, Dossier: Qu’est-ce qu’une mauvaise traduction littéraire? Sur la trahison et la traîtrise en traduction littéraire, Georgiana I. Badea et Neli Ileana Eiben (responsables du numéro), Timisoara: Editura Universitatii de Vest, n° 10, octobre 2018, p. 131–148.

鳥山定嗣「ヴァレリーとルイス――『若きパルク』に秘められた友情」、『ヴァレリーにおける詩と芸術』、塚本昌則・三浦信孝編、水声社、2018年、p. 112-130.

Teiji TORIYAMA, « Paul Valéry et Pierre Louÿs : un dialogue autour de La Jeune Parque », dans Paul Valéry et les écrivains (Actes des Journées Paul Valéry. Musée Paul Valéry, Sète, septembre 2017), Fata Morgana, septembre 2018, p. 165-192.

柴田秀樹「ミシェル・フーコーの文学論におけるフィクションの問題」、『フランス語フランス文学研究』第113号、2018年

松浦菜美子「1870年代マラルメにおける非個人性の問題」、『フランス語フランス文学研究』第113号、2018年

【2017(H29)年度】 
鳥山定嗣『ヴァレリーの『旧詩帖』―初期詩篇の改変から詩的自伝へ』、水声社、2018
第35回(2018年度)渋沢・クローデル賞奨励賞

Teiji TORIYAMA, « Valéry et Louÿs : « Narcisse parle » à « Chrysis » », Littera , n°3, 2018, 120-131.

Yumeko OKAMOTO, « Marie Krysinska et l’espace social du Chat Noir », Littera , n°3, 2018, 107-119.

鳥山定嗣「ヴァレリーの詩集『旧詩帖』の題名と構成」,『STELLA』第36号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2017年

寺西暢子「バレーの中のマノン –1830年5月3日初演の《マノン・レスコー》」, 『仏文研究』、2017, 48: 5-40.

Tomoko Hashimoto, « La cristallisation de la chimère. L’image hallucinatoire et le savoir du temps dans Les Travailleurs de la mer de Victor Hugo », 『仏文研究』、2017, 48: 41-60.

鳥山定嗣「読者としての詩論 –ヴァレリー「詩のアマチュア」–」, 『仏文研究』、2017, 48: 61-84.

廣岡江梨子「マリヴォー『うまくいった策略』における代替親子関係 –道徳的恋愛喜劇の親子と主従–」, 『仏文研究』、2017, 48: 103-123.

松原冬ニ「マンディアルグ『海百合』におけるサルデーニャの自然と人工性」, 『仏文研究』、2017, 48: 147-167.

岩永大気「カフカを通してベケットを読む –1946年の短編群におけるエクリチュールの実践」, 『仏文研究』、2017, 48: 169-186.

横田悠矢「ナタリー・サロート『子どものころ』あるいはだまし絵の戯れ」, 『仏文研究』、2017, 48: 215-241.

Teiji TORIYAMA, « Le souvenir d’un « soir » dans la poésie valéryenne — des vers anciens à La Jeune Parque — », Études de langue et littérature françaises , n°110-111, 2017

大山明子「17世紀フランスにおける「驚異」についての考察とシャルル・ペロー ― ペローのオペラとお伽噺に関わる論考から」、『関西フランス語フランス文学』第23号、2017年

大山賢太郎「『孤独な散歩者の夢想』における自己探求―説得の戦術の変遷―」、『関西フランス語フランス文学』第23号、2017年

松田真里「プルーストにおける動物観―ラン大聖堂の「牛の夢想」をめぐって」、『関西フランス語フランス文学』第23号、2017年

柴田秀樹「ミシェル・フーコーの文学論における言語の問題―書物、図書館、アルシーヴをめぐって―」、『関西フランス語フランス文学』第23号、2017年

【2016(H28)年度】 
久保田麻里「作品に見る演劇人モリエール」、『STELLA』第35号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2016年

Ayano HIRAMITSU, « L’ameublement et la création artistique dans « Sur la lecture » de Proust », 『STELLA』第35号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2016年

Teiji TORIYAMA, « Valéry entre prose et vers : De « Paradoxe sur l’architecture » à « Orphée », 『STELLA』第35号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2016年

Tomoko HASHIMOTO, « La quatrième dimension de la littérature fantastique (les années 1830) », 『仏文研究』、2016, 47:5-18.

鳥山定嗣「ヴァレリーの「カエサル」 ―ソネの構造を中心に―」、『仏文研究』、2016, 47: 19-36.

鳥山定嗣「ヴァレリーの詩「セミラミスのアリア」 ―女と王のあいだ―」、『仏文研究』、2016, 47: 37-68.

松原冬二「マンディアルグの詩における視線の変容─ 「窃視者の視線」から「エロスの視線」へ」、『仏文研究』、2016, 47: 69-90.

廣岡江梨子「マリヴォー『改心した伊達男』におけるジャンルの混交」、『仏文研究』、2016, 47: 91-110.

大山明子「新旧論争に見るシャルル・ペロー の文芸観─『古代人近代人比較論』を通して─」、『仏文研究』、2016, 47: 125-136.

李玖如「マルグリット・ユルスナール『アレクシス、あるいは空しい戦いについて』における解放の過程」、『仏文研究』、2016, 47: 137-148.

大山賢太郎「ルソー『告白』における説得の戦術-自己像、読者像を中心に-」、『仏文研究』、2016, 47: 149-163.

Namiko MATSUURA, « La poésie de Mallarmé comme scène fictive : une analyse énonciative du sonnet en x », Études de langue et littérature françaises , n° 109, 2016

大北彰子「プロスペル・メリメ『コロンバ』における「私」と三人称の語り」、『フランス語フランス文学研究』第109号、2016年

大山明子「ペロー Contes の詩法の萌芽 ―「新旧論争」期のテクストをめぐって」、『関西フランス語フランス文学』第22号、2016年

松田真里「プルーストの小説における動物について」、『関西フランス語フランス文学』第22号、2016年

柴田秀樹「ミシェル・フーコーにおける言語と自由の問題」、『関西フランス語フランス文学』第22号、2016年

池田潤「サント=ブーブのサン=シモン評と『失われた時を求めて』」、『フランス語フランス文学研究』第108号、2016年

【2015(H27)年度】 
久保田麻里「ドン・ジュアンの復活──モリエール『石像の宴』から『人間嫌い』へ── 」、『STELLA』第34号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2015年

鳥山定嗣「ジッドとヴァレリーの詩をめぐる交流――初期の友情を中心に」、『STELLA』第34号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2015年

鳥山定嗣「ジッドとヴァレリーの詩をめぐる交流(2)――「紡ぐ女」におけるジッドの影響」、『STELLA』第34号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2015年

Tomoko, Hashimoto, « Le≪coupe≫, le≪non-coupe≫, le≪couper≫: note sur l’echo joycien », Etudes de Langue et Littérature Françaises, Kyoto, 2015, 46: 19-44.

辻村暁子「シモーヌ・ヴェイユのデカルト論 ―「科学」とはなにか―」、『仏文研究』、2015, 46: 69-89.

鳥山定嗣「ヴァレリー「ナルシス語る」の二つの版 ―『ラ・コンク』誌版(1891)と『旧詩帖』版(1920)―」、『仏文研究』、2015, 46: 91-123.

鳥山定嗣「「ナルシス語る」から「ナルシス断章」へ ―変貌のかげに潜む連続性―」、『仏文研究』、2015, 46: 125-141.

松田真里「プルースト作品における鳥の表象」、『仏文研究』、2015, 46: 143-165.

山下裕大「マリヴォー『愛と偶然の戯れ』における身分差と恋愛心理」、『仏文研究』、2015, 46: 167-178.

横田悠矢「ミシェル・レリス『角笛と叫び』における自己探求」、『仏文研究』、2015, 46: 179-192.

岩永大気「サミュエル・ベケット『伴侶』における意識と語り」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

大北彰子「プロスペル・メリメ『コロンバ』における「異国」としてのコルシカ」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

小柏裕俊「モンタージュの観点から小説を読む ─ カテブ・ヤシン『ネジュマ』の場合 ─」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

久保田麻里「モリエール演劇における言説と視覚 ─ コメディ=バレエの作劇法から ─」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

柴田秀樹「ミシェル・フーコーの文学論と真理の問題 ─ 小説から演劇へ ─」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

橋本知子「眩惑をフレーミングする ─ ミネリによる『ボヴァリー夫人』 ─」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

松浦菜美子「ステファヌ・マラルメ「続プローズ誦(デ・ゼッサントのために)」における発話の構造」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

松原冬二「マンディアルグとマグナ・グラエキア ─ 『 大理石』における「南部」の意味をめぐって ─」、『関西フランス語フランス文学』第21号、2015年

鳥山定嗣「ポール・ヴァレリーの若書きの詩について―形式的観点から―」、『フランス語フランス文学研究』、第106号、2015年

鳥山定嗣「ヴァレリーの詩「紡ぐ女」を読む――形式と主題の結びつきをたどって」、『EBOK』第27号、神戸大学仏語仏文学研究会、2015年

【2014(H26)年度】 
鳥山定嗣「ヴァレリー『旧詩帖』の一篇「ヴィーナスの誕生」を読む――若書きの詩の改変」、『仏文研究』第45号、2014年

Jun IKEDA, « Les lecteurs de Balzac dans À la recherche du temps perdu », Études de langue et littérature françaises , n° 105, 2014

Minori NODA, « La représentation des femmes dans Nana — du point de vue de la classe et l’ironie », Études de langue et littérature françaises, n° 104, 2014

岡本夢子「Le Chat Noirにおける総合芸術の具現化─ 影絵劇『聖アントワーヌの誘惑』にみる新しさ ─」、『関西フランス語フランス文学』第20号、2014年

柴田秀樹「後期フーコーとハイデッガー ─ 「 真理」と「語り」の問題をめぐって ─」、『関西フランス語フランス文学』第20号、2014年

竹垣江梨子「マリヴォーの戯曲における「人間嫌い」」、『関西フランス語フランス文学』第20号、2014年

鳥山定嗣「ポール・ヴァレリーの詩における〈眠る女〉の主題」、『関西フランス語フランス文学』第20号、2014年

【2013(H25)年度】 
Keiichi TSUMORI, Proust et le paysage. Des écrits de jeunesse à la Recherche du temps perdu, Honoré Champion, 2014

千々岩靖子『カミュ 歴史の裁きに抗して』、名古屋大学出版会、2014年

中筋朋「ミシェル・ド・ゲルドロードにおける存在のモデルとしてのマリオネット」、岩本和子・石部尚登編『ベルギーとはなにか』、松籟社、2013年

鳥山定嗣「ヴァレリーの詩における調子の変化−「石榴」と「失われた酒」−」、 『仏文研究』、 2013, 44: 87-107

岡本夢子「Le Chat Noirにおけるフュミストリーと19世紀末文学の関わり」、 『仏文研究』、 2013, 44: 109-127

久保田麻里「モリエールの性格喜劇における理性の変化−狂気をめぐる登場人物の動きについての考察」 、『仏文研究』、 2013, 44: 129-144

Tomo NAKASUJI, « Naturalisme et symbolisme dans la théorie théâtrale fin-de-siècle », Études de langue et littérature françaises, n° 103, 2013

Naoko KITAMURA, « L’Histoire contemporaine et son interprétation dans les œuvres de Michel Tournier. Le Roi des Aulnes et Les Météores au prisme de la littérature “fantastique” », Études de langue et littérature françaises, n° 103, 2013

Jun IKEDA, « Sur les références à Victor Hugo dans À la recherche du temps perdu », Études de langue et littérature françaises, n° 102, 2013

鳥山定嗣「ポール・ヴァレリーの『若きパルク』における「転調(モデュラシオン)」の技法—第IX断章(第209-242行)を一例に—」、『フランス語フランス文学研究』第102号、2013年

【2012(H24)年度】 
小柏裕俊「テーマパークの虚構体験 ― ディズニーランドとUSJの場合」、「男装女装はフィクションか?」、大浦康介編『フィクション論への誘い―文学・歴史・遊び・人間』、2013年

橋本知子「建築の「虚偽」−プルーストとフロベールにおける中世教会」、『プルーストと建築 美学・政治・歴史』、京都大学平成24年度全学経費 若手研究者による国際ワークショップ成果報告書、編集・津森圭一、吉川順子、2013年

津森圭一「ラスキン、エミール・マールによるゴシック論とプルーストの風景論」、『プルーストと建築 美学・政治・歴史』、京都大学平成24年度全学経費 若手研究者による国際ワークショップ成果報告書、編集・津森圭一、吉川順子、2013年

村上祐二「ミシュレの読者プルースト−「大聖堂の死」から「コンブレー」へ」、『プルーストと建築 美学・政治・歴史』、京都大学平成24年度全学経費 若手研究者による国際ワークショップ成果報告書、編集・津森圭一、吉川順子、2013年

Keiichi TSUMORI, « Le gothique selon Ruskin et Émile Mâle dans « Combray » et « L’Église de village » », in Proust et l’architecture. Esthétique, politique, histoire, Actes du colloque franco-japonais (nov. 2012, Université de Kyoto), éds. Keiichi Tsumori et Junko Yoshikawa, 2013.

Yuji MURAKAMI, « Proust lecteur de Michelet : de « La mort des cathédrales » à « Combray » », in Proust et l’architecture. Esthétique, politique, histoire, Actes du colloque franco-japonais (nov. 2012, Université de Kyoto), éds. Keiichi Tsumori et Junko Yoshikawa, 2013.

Tomoko HASHIMOTO, « Le « mensonge » de l’architecture » : l’église trastemporelle de Proust au prisme des romans flaubertiens », in Proust et l’architecture. Esthétique, politique, histoire, Actes du colloque franco-japonais (nov. 2012, Université de Kyoto), éds. Keiichi Tsumori et Junko Yoshikawa, 2013.

Yuji MURAKAMI, « L’affaire Dreyfus et la métaphore du kaléidoscope dans la Recherche », in Proust face à l’héritage du XIXe siècle. Tradition et métamorphose, Presses Sorbonne Nouvelle, 2012

Keiichi TSUMORI, « Proust et le paysage “naturiste” : un renouveau poétique dans Les Plaisirs et les jours », in Proust face à l’héritage du XIXe siècle. Tradition et métamorphose, Presses Sorbonne Nouvelle, 2012

吉川順子『詩のジャポニスム ジュディット・ゴーチエの自然と人間』、京都大学学術出版会、2012年 (第30回(2013年度)渋沢・クローデル賞本賞

大北彰子「 メリメ『カルメン』における異国性について」 、『関西フランス語フランス文学』第18号、2012年

Minori NODA, « Le paysage parisien et la création des personnages dans Une page d’amour— autour de l’imaginaire aérien », Études de langue et littérature françaises, n° 100, 2012

Keiichi TSUMORI, « Proust et Ruskin : l’invention d’un paysage poétique », Études de langue et littérature françaises, n° 100, 2012

Nao YASUKAWA, « La crise de la démocratie et le problème de la “transcendance-tête” — Georges Bataille dans les années 30 », Études de langue et littérature françaises, n° 100, 2012

【2011(H23)年度】
Midori NAKAMURA, « L’”annonce” dans L’Argent d’Émile Zola — Genèse de la Méchain et de Sigismond — », Études de langue et littérature françaises, n° 99, 2011

Yasuko CHIJIIWA, « Pour une relecture de L’Étranger — le refus de l’Histoire et son implication politique », Études de langue et littérature françaises, n° 99, 2011

中筋朋「19世紀末演劇論における役者の表現への両義的態度—身体の演劇性」、『フランス語フランス文学研究』第99号、pp. 195-210、2011年

中筋朋「フランスにおける俳優訓練術の萌芽——自然主義演劇理論をめぐって」、『近現代演劇研究』、日本演劇学会近現代演劇研究会、第3号、pp. 30-40、2011年

池田潤「『失われた時を求めて』におけるサン=シモンの『回想録』への言及について」、『関西フランス語フランス文学』第17号、2011年

HIRAMITSU, Ayano, « L’ameublement en tant qu’évocation du passé chez Proust », 『仏文研究』, 2011, 42: 45-57

平光文乃 「プルーストにおける「対・部屋」としてのサロン : 室内装飾の観点から』, 『仏文研究』, 2011, 42: 59-75

安川奈緒「ジョルジュ・バタイユにおける「否定性」と「承認」の問題 : 第二次大戦以前のヘーゲル読解を通して」, 『仏文研究』, 2011, 42: 77-97

松原冬二「陰画としての『ナジャ』 : マンディアルグ『すべては消えゆく』に残されたブルトンの足跡」, 『仏文研究』, 2011, 42: 99-122

野田農「『ルーゴン=マッカール叢書』における空間描写の写実性と象徴性」, 『仏文研究』, 2011, 42: 123-145

矢野菜美子「マラルメにおける詩人と群衆」, 『仏文研究』, 2011, 42: 147-161

【2010(H22)年度】 
Yuji MURAKAMI, « L’affaire Dreyfus dans Jean Santeuil », Études de langue et littérature françaises, n° 97, 2010

平光文乃「プルーストの初期作品における部屋—「孤独な部屋」—」、『関西フランス語フランス文学』第16号、2010年

Junko YOSHIKAWA, « Le Livre de Jade de Judith Gautier, traduction de poèmes chinois — le rapport avec sa création du poème en prose — », Études de langue et littérature françaises, n° 96, 2010

中筋朋「舞台上の存在力学と「在りて在る者」についての試論 : ヴァレール・ノヴァリナにおける«Je suis»をめぐって」, 『仏文研究』, 2010, 41: 21-38

大北彰子「プロスペル・メリメの諸作品における幻想的なものについて」, 『仏文研究』, 2010, 41: 39-51

池田潤「プルーストとセヴィニエ夫人」, 『仏文研究』, 2010, 41: 53-67

【2009(H21)年度】 
小黒昌文『プルースト 芸術と土地』、名古屋大学出版会、2009年

Midori NAKAMURA, « Saturnin le fou. Genèse d’un personnage de Pot-Bouille — la problématique de l’”annonce” », Études de langue et littérature françaises, n° 95, 2009

辻川慶子「フランス革命の断絶に抗して―ネルヴァル『幻視者たち』「カリオストロ」における政治と宗教―」、『フランス語フランス文学研究』第95号、2009年

Kazuko NAKAYAMA, « Le remaniement du « Traité de civilisation pratique » et son influence sur le plan global du Médecin de campagne : l’évolution du médecin-créateur », Études de langue et littérature françaises, n° 94, 2009

Tomoko HASHIMOTO, « En lisant, en éprouvant — sur le thème de l’hallucination chez Flaubert », Études de langue et littérature françaises, n° 94, 2009

Keiichi TSUMORI, « Proust et le paysage : autour de la préface et la note de La Bible d’Amiens de John Ruskin », Études de langue et littérature françaises, n° 94, 2009

辻川慶子「ネルヴァル神秘主義再考−『幻視者たち』「ジャック・カゾット」における引用、歴史、断片の詩学」、『フランス語フランス文学研究』第94号、2009年

折井穂積『パニュルジュの剣―ラブレーとルネサンス文学の秘法』、岩波書店、2009年

竹垣江梨子「マリヴォー『マリアンヌの生涯』における対話と人間観」, 『仏文研究』, 2010, 40: 91-103

【2008(H20)年度】 
中筋朋「マルグリット・デュラスの戯曲における演劇性の変容—『ラ・ミュジカ第二』(1985)における「誠実な現実」」、『関西フランス語フランス文学』第15号、2009年

Keiko TSUJIKAWA, Nerval et les limbes de l’histoire : lecture des “Illuminés”, Librairie Droz, 2008

Keiko TSUJIKAWA, « Nerval, le temps à l’œuvre : politique et résistance dans L’Histoire de l’abbé de Bucquoy », Revue d’histoire littéraire de la France, 2008, n° 3

吉川順子「和歌(やまとうた)とのたわむれ―『蜻蛉集』における翻訳手法とジュディット・ゴーチエの詩作―」、『比較日本学研究センター研究年報』、お茶の水女子大学比較日本学研究センター、第4号、2008年

吉川順子「『蜻蛉集』全訳」、『比較日本学研究センター研究年報』、お茶の水女子大学比較日本学研究センター、第4号、2008年

Keiko TSUJIKAWA, « Nerval et le réalisme : des Confidences de Nicolas aux Nuits d’octobre », 『仏文研究』, 2008, 39: 23-36

Tomoko HASHIMOTO, « Scénographie énonciative et thématique de l’hallucination : une lecture des Mémoires d’un fou de Gustave Flaubert », 『仏文研究』, 2008, 39: 37-45

Yuji MURAKAMI, « Notes sur ≪La vérité et les opinions≫ dans Jean Santeuil » , 『仏文研究』, 2008, 39: 47-72

小柏裕俊「ミラン・クンデラ『生は彼方に』における「ポリフォニー」とモンタージュ」, 『仏文研究』, 2008, 39: 105-121

【2007(H19)年度】 
平尾浩一「1860年代以前の諸辞典に関する一考察—シャルル・ノディエの辞典観を中心に—」、『関西フランス語フランス文学』第14号、2008年

中村翠「『居酒屋』における登場人物の分化—予告の問題をめぐって—」、『関西フランス語フランス文学』第14号、2008年

Torahiko TERADA, « L’Œuvre d’Emile Zola et le Salon de 1868 », Études de langue et littérature françaises, n° 91, 2007

Sakurako INOUE, « L’influence de Rousseau sur l’évolution de la poésie descriptive et dans la renaissance du lyrisme — une lecture des Mois de Roucher », Études de langue et littérature françaises, n° 90, 2007

Tomoko HASHIMOTO, « Crise personnelle et théorie de l’impersonnalité : l’hallucination chez Flaubert d’aprés son discours épistolaire », 『仏文研究』, 2007, 38: 1-14

中筋朋「メーテルランクの一幕劇における「生の劇」の可能性 : 受動的感嘆が<劇>になるとき」, 『仏文研究』,2007, 38: 15-34

鳥山, 定嗣「ポール・ヴァレリーにおける虚実の境 : 『ナルシス断章』をめぐって」, 『仏文研究』, 2007, 『仏文研究』, 38: 35-56

平光文乃「プルーストにおける「ほの暗い部屋」」, 『仏文研究』, 2007, 38: 57-75

Ryo KUBOTA, « Le Sud et le Nord dans les Nouvelles orientales : Autour de l’image de la Grèce », 『仏文研究』, 2007, 38: 77-85

【2006(H18)年度】 
伊藤玄吾「エチエンヌ・パスキエの韻律論—『フランス考』第7巻を中心に—」、『関西フランス語フランス文学』第13号、2007年

小黒昌文「プルーストとヴェネツィアの記憶」、『流域』(青山社)No. 59、2006年

Hozumi ORII, « “Oncques ne feut faict soloecisme” : l’interprétation et l’image du membre viril dans le Tiers livre de Rabelais », Etudes rabelaisiennes, n° 417, 2006

Sakurako INOUE, « La tradition de la poesie pastorale et l’anthropologoe dans Les Saisonsde Saint-Lambert — à propos de la sensibilité et de la jouissance », Études de langue et littérature françaises, n° 89, 2006

Sakurako INOUE, « Saint-Lambert contre Rousseau — la fonction des réflexions sur le théâtre dans Les Saisons », Études de langue et littérature françaises, n° 88, 2006

小黒昌文「古典復興運動に抗して ― プルースト『ネルヴァル断章』再読の試み」、『仏文研究 In memoriam Jo Yoshida』吉田城先生追悼特別号、2006年

伊藤玄吾「『恋するポリュペーモス』—バイフ、ロンサール、マニーによるその3つの変奏について」,『ロンサール研究』第19号、2006年

吉川順子「『蜻蛉集』における実りと萌芽―和歌とフランス詩の接点」、『日仏交感の近代』所収、宇佐美斉編、京都大学学術出版会、2006年

Koïchi HIRAO, « Comparaison lexicographique entre Émile Littré et Pierre Larousse », 『仏文研究』,2006, 37: 1-14

井上櫻子「サン=ランベールの詩作におけるディドロの影響 : 『四季』生成過程に関する一考察」, 『仏文研究』, 2006, 37: 15-35

Kazuko NAKAYAMA, « La posture herméneutique, support d’une violence de l’écriture dans Une double famille et Honorine de Balzac », 『仏文研究』,2006, 37: 37-56

Keiko TSUJIKAWA, « Nerval, la résistance et le temps : à propos de L’Histoire de l’abbé de Bucquoy », 『 仏文研究』, 2006, 37: 57-68

Tomoko HASHIMOTO, « Champ du signe: une lecture des derniers accords chez Flaubert et Proust (In memoriam Jo Yoshida) », 『仏文研究』 (吉田城先生追悼特別号), 2006, S: 127-139

Yuji MURAKAMI, « Proust et Barrès: autour des deux fragments sur l’amitié (In memoriam Jo Yoshida) », 『仏文研究』 (吉田城先生追悼特別号), 2006, S: 181-197

津森圭一「プルーストにおける自然の感情 : 「晦渋性に反して」から『ジャン・サントゥイユ』へ」, 『仏文研究』 (吉田城先生追悼特別号), S: 199-216

小黒昌文「古典復興運動に抗して : プルースト「ネルヴァル断章」再読の試み」, 『仏文研究』 (吉田城先生追悼特別号), S: 217-243

【2005(H17)年度】 
小黒昌文「マルセル・プルーストと第一次世界大戦—コンブレーの崩壊に込められた意図—」、『関西フランス語フランス文学』第12号、2006年

千々岩靖子「アルベール・カミュ『幸福な死』における身体—作品読解の試み—」、『関西フランス語フランス文学』第12号、2006年

Yutaka KIMOTO, « Le rôle de Sowana dans l’histoire de L’Eve future de Villiers de l’Isle-Adam » , Études de langue et littérature françaises, n° 87, 2005

伊藤玄吾「ネオ・ラテン文学の復権とジャン=アントワーヌ・ド・バイフ ─ 『カルミナ』(1577年)を中心に」、『フランス語フランス文学研究』第87号、2005年

Ai HAYASHIDA, « Zola et la médecine moderne : Son éloignement de Claude Bernard », Études de langue et littérature françaises, n° 85-86, 2005

Masafumi OGURO, « L’oeuvre d’art et le « pays » ─ une réflexion sur la problématique du musée chez Marcel Proust », Études de langue et littérature françaises, n° 85-86, 2005

伊藤玄吾「ジャン=アントワーヌ・ド・バイフの韻律法改革の実像 ─ 旧約詩篇翻案テクストを中心に」、『フランス語フランス文学研究』第85-86号、2005年

木元豊「ヴィリエ・ド・リラダンの『未知の女性』 主要登場人物の提示する言語観とエクリチュール」、『EBOK』第17号、神戸大学仏語仏文学研究会、2005年

井上櫻子「『孤独な散歩者の夢想』における自己弁護の戦略 : ルソーにおける道徳性と快楽に関する思索と夢想の概念との関係」, 『仏文研究』,2005, 36: 11-31

中村翠「『ルーゴン・マッカール叢書』における<予告> : 登場人物に与えられた機能」, 『仏文研究』, 2005, 36: 79-98

Satoko TSUJIMURA, « La force et le bien : La purification du ≪désir du bien≫ chez Simone Weil », 『仏文研究』, 2005, 36: 99-119

中筋朋「ヴァレール・ノヴァリナ試論 : 役者の身体/記憶の経験」, 『仏文研究』, 2005, 36: 121-139

【2004(H16)年度】 
久保田亮「ユルスナール文学における「境界」:東洋と西洋」、『関西フランス語フランス文学』第11号、2005年

辻村暁子「シモーヌ・ヴェイユにおける力の概念」、『関西フランス語フランス文学』第11号、2005年

Hozumi ORII, « D’une symétrie à l’autre : l’influence de l’Enfer de Marot sur le Tiers Livre de Rabelais », Bulletin de l’Association d’étude sur l’humanisme, la réforme et la renaissance, n° 58, 2004

Junko YOSHIKAWA, « L’évolution des idées sur la danse chez Théophile Gautier », Études de langue et littérature françaises, n° 84, 2004

吉川順子「ジュディット・ゴーチエ『蜻蛉集』における和歌翻訳について」、『人文知の新たな総合に向けて』第二回報告書Ⅳ〔文学篇1 論文〕(21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」)、京都大学大学院文学研究科、2004年

林田愛「エミール・ゾラの道徳的自然観—19世紀ヨーロッパ医学思想との係わりにおいて—」、『人文知の新たな総合に向けて』第二回報告書Ⅳ〔文学篇1 論文〕(21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」)、京都大学大学院文学研究科、2004年

小黒昌文「コスモポリタニズムとナショナリズムのはざまで — プルーストと<土地>という主題をめぐる一考察 —」、『人文知の新たな総合に向けて』第二回報告書IV [文学篇1 論文](21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」)、京都大学大学院文学研究科、2004年

早川 文敏「対独協力の観点から見た戦後フランスの政治と文化 コスモポリタニズムとナショナリズムのはざまで」、『人文知の新たな総合に向けて』第二回報告書Ⅳ〔文学篇1 論文〕(21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」)、京都大学大学院文学研究科、2004年

井上櫻子「サン=ランベール『四季』制作をめぐる状況」, 『仏文研究』, 2004, 35: 11-33

TSUJIKAWA, Keiko, « Nerval, plagiat et autobiographie : le cas des Confidences de Nicolas », 『仏文研究』, 2004, 35: 35-50

駒田登紀子「『感情教育』における括弧とティレ : 「同義記号」の比較分析」, 『仏文研究』, 2004, 35: 51-67

村上祐二「プルーストにおける友情」, 『仏文研究』, 2004, 35: 69-84

早川文敏「セリーヌ『城から城』における政治家ラヴァルの人物像」, 『仏文研究』, 2004, 35: 105-136

久保田亮 「ユルスナールにおける「共感」 : 文明論的観点から」, 『仏文研究』, 2004, 35: 137-150

【2003(H15)年度】 
木元豊「ヴィリエ・ド・リラダンの『イシス』とヘーゲル哲学」、『関西フランス語フランス文学』第10号、2004年

北村直子「ヘテロトピア(混在郷)としての断章形式—ミショーとカルヴィーノの架空紀行」、『関西フランス語フランス文学』第10号、2004年

Yutaka KIMOTO, « Villiers de l’Isle-Adam et Tribulat Bonhomet ─ L’ambiguïté du personnage bourgeois dans “Le Tueur de cygnes” », Études de langue et littérature françaises, n° 82, 2003

Rumi KITAHARA, « Comment dire la «vérité» en 1938 ─ Scandale de la Vérité de Georges Bernanos », Études de langue et littérature françaises, n° 82, 2003

Hozumi ORII, « “Cest esprit dans la parolle Encloz” : Le cercle sans circonférence dans Les Prisons de Marguerite de Navarre », Nouvelle revue du 16e siècle, 2003, n° 2

折井穂積「ラブレーの『第三の書』におけるパニュルジュと悪魔」、『京都精華大学紀要』第24号、2003年

駒田登紀子「十九世紀フランスにおける句読点をめぐる状況とフローベール『感情教育』の括弧と複声のエクリチュール」, 『仏文研究』, 2003, 34: 37-55

寺田寅彦「『居酒屋』における演劇と挿絵の関係」, 『仏文研究』, 2003, 34: 57-80

津森圭一「プルーストにおけるパノラマ的視点 : ラ・ラスプリエールの風景をめぐって」, 『仏文研究』, 2003, 34: 81-95

久保田亮 「マルグリット・ユルスナール「老絵師の行方」色彩の表象と想像的東洋」, 『仏文研究』, 2003, 34: 97-113

北村直子「20世紀小説における架空世界の提示 : クノー『聖グラングラン祭』とヴィアン『心臓抜き』」, 『仏文研究』, 2003, 34: 115-129

【2002(H14)年度】 
平尾浩一「エミール・リトレの辞書編纂—その理論と実践について—」、『関西フランス語フランス文学』第9号、2003年

小黒昌文「プルーストと駅の形象をめぐる一考察」、『関西フランス語フランス文学』第9号、2003年

Shojiro KUWASE, « Le rousseauisme et la première réception des Confessions ─ A propos de la polémique de l’année 1782 », Études de langue et littérature françaises, n° 80, 2002

Katsuhiro MIYAZAKI, « Mallarmé et la création du Conseil Supérieur des Beaux-Arts en 1875 ─ La question de l’ «intérêt général» du Salon chez Mallarmé », Études de langue et littérature françaises, n° 80, 2002

Hozumi ORII, « La structure de l’Enfer de Clément Marot », Bulletin de l’Association d’étude sur l’humanisme, la réforme et la renaissance, n° 55, 2002

折井穂積「クレマン・マロの幾つかの詩に見られる対称性」、『京都精華大学紀要』第22号、2002年

折井穂積「マルグリット・ド・ナヴァールの『牢獄』における円周のない円」, 『仏文研究』, 2002, 33: 1-14

井上櫻子「『新エロイーズ』における夢想の道徳的機能」, 『仏文研究』, 2002, 33: 15-32

早川文敏「セリーヌ『城から城』における「サン=ピエール=エ=ミクロン諸島総督」をめぐる考察」, 『仏文研究』, 2002, 33: 53-73

吉本素子「シュルレアリスム参加直後のルネ・シャール : 「アルティヌ」の成立」, 『仏文研究』, 2002, 33: 75-94

辻村暁子「シモーヌ・ヴェイユの思想における「人間の尊厳」の概念 : その形成における工場体験の役割」, 『仏文研究』, 2002, 33: 95-114

北村直子「現代小説における架空の歴史 : トゥルニエ『魔王』,グラック『シルトの岸辺』クノー『はまむぎ』と第二次世界大戦」, 『仏文研究』, 2002, 33: 115-130

【2001(H13)年度】 
木元豊「ヴィリエ・ド・リラダンの作品における女性の二重性について」、『関西フランス語フランス文学』第8号、2002年

Kouichi HIRAO, « La dernière tentative lexicographique de Littré : sur les 《Additions》dans le Supplément »,『仏文研究』, 2001, 32: 1-11

折井穂積「ラブレーの『第三の書』とマロの風刺詩『地獄』」, 『仏文研究』, 2001, 32: 13-42

木元豊「ヴイリエ・ド・リラダンにおける信仰と文学 : 「至高の愛」における信仰と愛について」, 『仏文研究』, 2001, 32: 69-84

林田愛「『生きる喜び』における科学万能主義批判 : ゾラの文明観の一側面をめぐって」, 『仏文研究』, 2001, 32: 85-102

Masafumi OGURO, « S/G : croisée funèbre des deux races maudites : une réflexion sur la mort de Sodome et de Gomorrhe », 『仏文研究』, 2001, 32: 103-119

Yukiko NAKAO, « La scène dans la jeunesse de Proust : chronologie des textes proustiens concernant les arts scéniques », 『仏文研究』, 2001, 32: 121-134