相談員の自己紹介です。全員が文学研究科のOBOGで、それぞれに得意分野があります。気軽に相談しに来て下さい。
月曜日担当
木和田 安寿(西洋古典学)
月曜日担当の木和田安寿です。2017年に大阪大学文学部を卒業後、同年に京都大学大学院文学研究科修士課程の西洋古典学専修に入学しました。その後、2019年に博士課程に進学し、2024年に指導認定退学しました。現在は博士論文を執筆しつつ、非常勤講師として各所でいわゆる「ギリシア神話」について紹介しています。紀元前8世紀に成立したとされる『オデュッセイア』を扱い、文化や価値観の点で現代日本との違いをすり合わせながら物語中の成長や継承について研究しています。学部生時代には演劇サークルに所属し、役者やスタッフとして取り組んでいました。学業とサークル活動の両立や予習復習の難しさなど、学生生活にお困りの方はお気軽にお越しください。ちょっとした息抜きが悩みを解決することもあります。
大木 香菜江(社会学)
月曜日担当の大木香菜江です。私は早稲田大学の文化構想学部を卒業後、京都大学文学研究科の社会学専修の修士課程に進学し、現在は博士課程に在籍中です。専門は家族社会学や福祉社会学で、「家族の育児や介護のケア負担をどう軽減するか?」という研究課題に取り組んでいます。結局、研究者の道を選択しましたが、学部時代は進学か就職か迷って大学院入試と就職活動の両方を経験しました。大学院進学・就職などの進路に関するご相談、研究の進め方やレポートの書き方など学業に関するお困りごとなどお気軽にお聞かせください。もちろん、ちょっとした雑談だけでもぜひお立ち寄りください。皆さまのご来室をお待ちしております。
水曜日担当
田中 真美(イタリア文学)
水曜日担当の田中真美です。京都大学文学部を卒業、同大学院文学研究科イタリア語学イタリア文学専修に学び、2024年3月に博士課程を指導認定退学しました。現在は各所で非常勤講師をしながら博士論文を執筆中です。14世紀イタリアの作家ジョヴァンニ・ボッカッチョの諸作品を扱った研究をしており、フィレンツェに1年、ローマに半年の留学経験があります。また、学部から修士課程までの間には、体育会ボート部で選手やコーチをしていました。学習・研究や留学に関する相談のほか、部活などの課外活動と勉学との両立に関する悩み事など、お気軽にお聞かせください。
林 和樹(日本史学)
日本史研究室に在籍する林和樹と申します。専門は日本近代史で、とりわけ交通の歴史に関心があります。現在は、明治時代に進んだ幹線鉄道の敷設過程を沿線地域社会との関係から研究しています。趣味は鉄道旅行です。早稲田大学文学部を卒業後、修士課程から京都大学大学院に進学し、2022年3月に博士後期課程を指導認定退学しました。教員免許(中学社会および高校地歴公民)をもっています。また、学部・院を通して計10年のあいだ複数の学生寮で生活した経験があります。履修登録・資格取得のお話から進路の相談、世間話まで、何事も遠慮なくご相談ください。
金曜日担当
安井 絢子(倫理学)
2008年3月に関西学院大学文学部哲学倫理学専修を卒業。2012年3月に京都大学文学研究科修士課程哲学専修を修了。2015年3月に文学研究科倫理学専修を博士指導認定退学。2024年3月に論文博士の博士号(文学、京都大学)取得。2024年4月から関西大学特別研究員(日本学術振興会特別研究員PD)。専門はケアの倫理。私自身が視覚障害当事者で、文献アクセスや移動に困り事を抱えつつ研究や関西圏での非常勤講師をつづけています。ひとりひとり異なる困り事を伺ったり、雑談や世間話をしたりといったことでしたら、お力になれる場合があるかもしれません。お気軽にお越しください。
吉 琛佳(社会学)
金曜日担当の吉琛佳(きちしんか)です。中国・上海生まれです。復旦大学から卒業し、一年間就職してから来日し、2015年に京都大学に進学しました。2019年10月からの半年間、派遣留学生としてドイツ・ハイデルベルク大学で在外研究を行いました。2023年に博士号を獲得。現在は京都大学アジア研究教育ユニット(KUASU)研究員を務めています。研究分野は社会学理論と思想史、アジア社会の近代化。研究と学習はもちろん、留学生や海外留学の問題についても、お気軽に聞かせてください。