ドイツ語学ドイツ文学専修ウェブサイト 読書会

研究室で行われている読書会・勉強会は、基本的にだれにでも開かれた集まりです。
参加に関しては、各会の主催者または独文研究室まで、お気軽にお問い合わせください。

鉱山文学読書会

金曜(13:15~)
「鉱山」にまつわるドイツ語圏の文学作品を訳読しながら、このテーマについて理解を深めることを目的にしています。これまで、E.T.A.ホフマンやティークといったロマン派の書き手から、クレメンス・マイヤーのような現代作家まで、様々な作品を読んできました。テクストは参加者の関心に合わせてその都度決めています。ご関心のある方はどなたでもご参加ください(※対面開催のみ)。〔主宰:中村峻太郎〕

ゲーテ『親和力』を読む

月曜(16:45~)
60歳の時に刊行された„Die Wahlverwandtschaften“は、4人の男女の心理状態を、物質の結びつき易さ(化学的親和力)に象徴させた長編小説です。一瞬一瞬の微妙な心理変化が積み重なり、人生の方向を決定していきます。ゲーテの現代性と高潔な文章を体感しながら読んでいます。〔主宰:外崎宏〕

トーマス・マン読書会  Thomas Mann: Der Zauberberg

水曜(16:30~18:00)
※隔週開催
トーマス・マンの『魔の山』(1924)を最初から最後まで読み通す……を目標に作られた会。発足は2002年にまで遡ります。ようやく第二部に突入しました。ともすれば見過ごしてしまいがちな、この作品中の「笑い」の数々を再発見しながら読んでいます。〔主宰:川島隆〕