沿革
日本哲学史フォーラムは、日本哲学史研究の発展とそのネットワーク化のために、京都大学文学研究科日本哲学史研究室を中心に、上記の目的に賛同する研究者によって結成された。2000年4月より活動を始めている。その主な活動は、年2回の研究会 (日本哲学史フォーラム)の開催、および年1回の雑誌『日本の哲学』(昭和堂)の刊行である。その他、国内外の日本哲学研究者の連携を計るための活動を行いたいと考えている。 文字通り、日本哲学研究者の継続的な「議論の場」となることを願っている。
今年度の日本哲学史フォーラム
2024年度(2024年10月5日 開催予定)
過去の日本哲学史フォーラム開催情報
講演者のご所属はご講演当時のものを表示しております。
2023年度(2023年10月7日開催)
- Hans Peter Liederbach 氏
関西学院大学 教授
演題:和辻倫理学の意義と射程:通態概念再考
- Simon Ebersolt 氏
フランス国立東洋言語文化大学(INALCO)講師
演題:現象学と同一律の狭間で——九鬼周造の哲学
2022年度(2022年12月17日開催)
- 遊佐 道子 氏
西ワシントン大学 名誉教授
演題:鈴木大拙の中国(民国)訪問の意義:1934年5月-6月
D. T. Suzuki in China, May-June 1934. and its Significance
- 氣多 雅子 氏
京都大学 名誉教授
演題:西田の「純粋経験」を考える――フッサールのドクサと仏教の行を手掛りにして
2021年度(2021年10月1日開催)
- 浅見 洋 氏
石川県西田幾多郎記念哲学館 館長
演題:日本における「看護の哲学」の展開と現在——看護大学の哲学教員として
- 浜渦 辰二 氏
上智大学グリーフケア研究所 特任教授
演題;日本哲学におけるフッサール現象学の受容
2020年度(2020年12月18日開催)
- Rolf Elberfeld 氏
ヒルデスハイム大学 教授/HPGPプロジェクト代表
Histories of Philosophy in a Global Perspective
世界の多様な言語の地平における「哲学史」の歴史性——コゼレック=プロジェクトの最初の成果
- 有坂 陽子 氏
ヒルデスハイム大学哲学科 研究院/HPGPプロジェクト コーディネーター
- Bret Davis 氏
ロヨラ・メリーランド大学 教授/HPGPプロジェクト研究員
- 納富 信留 氏
東京大学 教授/世界哲学プロジェクト 代表
- 上原 麻有子 氏
京都大学 教授/日本哲学史フォーラム 企画者
2019年度(2019年度4月13日開催)
座談会「日本におけるアカデミズムの哲学史―『哲學雑誌』と『哲學研究』の比較分析」
- 鈴木 泉 氏
東京大学 教授
- 納富 信留 氏
東京大学 教授
- 藤田 正勝 氏
京都大学 名誉教授
- 上原 麻有子 氏
京都大学 教授