日本哲学史若手フォーラム

日本哲学史専修ウェブサイト 日本哲学史若手フォーラム

概要

日本哲学史若手フォーラムは、日本哲学史研究室に所属する院生・研究生の活動報告、および学術発表への習熟を目的として、2022年度より学生の自主企画・運営のもと開催されている研究発表会です。2回目の開催となる2023年度には、院生による研究発表に加えて、日本哲学史研究室に縁のある先生方をお迎えし、基調講演ならびに各発表へのコメント、ご指導をいただくという大変貴重な機会となりました。

今年度の活動内容

現在調整中です。恐れ入りますが確定まで今しばらくお待ちください。

過去の活動内容

2023年度(2024年3月18日開催)

登壇者の学年は発表当時のものを掲載しています。

有坂 陽子 先生

ヒルデスハイム大学 研究員

基調講演:”How Philosophy Became Eurocentric: Histories of Philosophies from a Global Perspective”

満原 健 先生

基調講演:西田幾多郎『自覚に於ける直観と反省』の課題とその解決

佐野 寛明(D2)

超越論的主観性から共同主観性へ——廣松認識論における「身体」のもつ意義

後藤 祐次郎(M2)

色が色を見る、音が音を聞く——西田哲学における感覚の超越論的基礎付け

真田 萌依(D3)

中期西田哲学における身体の考察可能性について——媒介と繋辞の観点から

Joseph HENARES(教育学研究科特別研究学生)

西田幾多郎と阿部次郎の人格言説について(On the Personality Discourse of Nishida Kitarō and Abe Jirō)

Tekla NANUASHVILI(D2)

日本近代仏教における「日本人の自然観」という概念の発展

2022年度(2023年3月27日開催)

登壇者の学年は発表当時のものを掲載しています。

後藤 祐次郎(M1)

西田哲学における「事実的知識」の基礎付けという課題——「一般者の自己限定」から「知識の形式と内容の問題」へ

佐野 寛明(D1)

哲学は何を以て叙述の「端緒=第一原理」とすべきか——体系的哲学者〈廣松渉〉の「方法」論的了解を参照軸にして

岡村 學導(M2)

九鬼の偶然論における絶対的他者との出会い——父子関係という観点から

Tekla NANUASHVILI(D1)

鈴木の「平常心是道」と日常性の問題

真田 萌依(D2)

西田哲学における〈性、あるいは性的なもの〉の考察可能性に向けて——空間・身体・生命