令和6年度京都大学大学院文学研究科の『卓越した課程博士論文の出版助成制度』へ応募があった博士(文学)学位論文から、選考を経て、下記の7冊の書物が刊行されました。
- 福田耕佑『ニコス・カザンザキス研究―ギリシア・ナショナリズムの構造と処方箋としての文学・哲学』松籟社、2024年9月15日刊、413頁
- 天王寺谷千裕『ギュスターヴ・クールベと女性表象―どう描くか、なぜ描くか』三元社、2025年2月25日刊、x+225+lv頁
- 柴田秀樹『ミシェル・フーコー 自己変容としての文学』青土社、2025年2月28日刊、248+xiii頁
- 斎藤賢『『史記』はいかにして編まれたか―蘇秦・張儀・孟嘗君列伝の成立』京都大学学術出版会、2025年3月20日刊、iii+272頁
- 金玄耿『中世的身分秩序と家格の形成』思文閣出版、2025年3月20日刊、v+269+xxii頁
- 久冨峻介『ドイツ古典哲学と「学」の精神史―カントからヘーゲルへ』京都大学学術出版会、2025年3月31日刊、v+474頁
- 榮福真穂『スピノザの観念説』京都大学学術出版会、2025年3月31日刊、ix+268頁