■ 雑誌『二十世紀研究』
1.全般
- 横書きとし,本文は,1ページ 36字×32行とする。
- 論文の枚数は,400字詰め原稿用紙60枚程度とする。(註を含む。)
- 各章の章番号は,ローマ数字で付する。各章にタイトルを付しても良い。
- 註は,論文末尾に後註を付する。註は各章ごとに番号を改めず,論文全体で通し番号とする。
2.体裁
- 句読点は「、」「。」をそれぞれ用いる。
- 本文に付する註の番号は句読点の前に付し,片括弧付きの上付き文字とする。
3.註記について(欧文)
欧文註については,The Chicago Manual of Style, 14th ed. (Chicago University Press, 1993)において示されている形式を原則とする。下記の註記方法も基本的に同書の原則に従っているが,全ての可能性を網羅しているわけではないので,網羅されていない点に関しては,前掲書(特にChapter 15)を参照のこと。
3.1.刊本
- 著者名
- ファースト・ネームから書き始め,イニシャルは適宜用いる。
- 著者名の末にはコンマを記す。
- 複数の著者の場合,著作に印刷されている順序で著者を記す。著者名の間はコンマで区切る。著者名全てを挙げることを基本とするが,第2著者以降は ” et al.” と略記することも認める。[例1]
- 著者名の末にはコンマを記す。
- 著者が不明の場合は,書名から書き始める。(”Anonymous” などは付さない。)
[例1]
- Charlotte Marcus et al., Investigation into the Phenomenon of Limited-Field Criticism (Boston: Broadview Press, 1990)
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- 編集者,収集者,訳者名
- 編集者,収集者が著者に該当するような場合,編集者,収集者名を最初に記し,その後に,ed./eds.,
comp./comps. と記す。[例2]
- 特定人物の著作・作品などを編集・収集した書物の場合,著者・作者名を最初に記し,書名の後にコンマを記し,ed./eds.,
comp./comps. と記した後に,編集者,収集者名を記す。[例3]
[例2]
- Anthony B. Tortelli, ed., Sociology Approaching the Twenty-first Century (Los Angels: Peter and Sons, 1991)
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[例3]
- John Stuart Mill, Autobiography and Literary Essays, ed. John M. Robson and Jack Stillinger (Tronto: University of Tronto Press, 1980)
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- 書名
- 書名はイタリックで記す。
- タイトルとサブ・タイトルは,コロンで区切る。
- 英語タイトルの場合,冠詞,前置詞,接続詞,不定詞のto以外の単語は大文字で書き始める。
- 英語以外のタイトルの場合,各国語の文法・記述慣習に従う。
- 翻訳のみを使用する場合,訳書名の後に原著の言語を括弧で括って記す。((in Russian)など)。
- 複数巻の場合,巻数情報を書名の後,コンマで区切って,「~vols.」と記す。[例4]
[例4]
- Edward Banicek, A History of Indonesia, 3 vols. (Philadelphia: Ross and Kittrdge, 1988-1993), 2 (1991): 237-239.
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- 出版情報
- 原則として,出版地(都市名),出版者,出版年を括弧に入れて記す。出版地と出版者はコロンで区切り,出版者と出版年はコンマで区切る。出版社を省略する場合は,出版地と出版年の間をコンマで区切る。出版年のみを記す形式も可とする。[例5]
- シリーズが複数年にわたって出版される場合,出版開始年と終了年をハイフンでつないで記す。註記の対象となる巻の出版年は,当該巻数の後に括弧に入れて記すのが望ましい。[例4]
- リプリント版の場合,オリジナル版の情報を先に記し,セミコロンで区切った後にリプリント版の情報を記す。[例6]
[例5]
- Emery Blackfoot, Chance Encounters (Boston: Sprendipity Press, 1987)
- 〃 (Boston, 1987)
- 〃 (1987)
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[例6]
- Albert Schweutzer, J.S. Bach (1911; reprint, New York: Dover Publications, 1966)
- Neil Harris, The Artist in American Society, 1790-1860 (New York: George Braziller, 1966; Chicago: University of Chicago Press, 1982)
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- 巻数・ページ
- ページは,英語等の文献では数字のみ記し、”p.”や”pp.”は用いない。日本語文献では「頁」を付す。(2022.12暫定修正)
- 連続ページを記す場合,数字をハイフンでつなぐ。数字の一部は,混乱を生じぬ限り,略してもよい。(”556-560″,および ” 556-60″ の何れの形式も可とする。)
- シリーズの場合,巻数のみを記し(”vol.” は用いない),巻数とページの間はコロンで区切る。[例4,7]
- シリーズの各巻に各々の表題が付されている場合には,巻数を,「vol. 巻数」として記した後に,当該巻の表題を記す。[例8]
[例7]
- Edward Banicek, A History of Indonesia, 3 vols. (Philadelphia: Ross and Kittrdge, 1988-1993), 2: 237-239.
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[例8]
- Deborah Baron, Advertising in the United States, vol. 2, The Twentieth Century (Cleveland: Glueck Press, 1990), 246-301.
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3.2.マイクロフィルム,CD-ROM
- 刊本に準じた扱いとするが,出版者,および必要に応じて後援団体の情報を出版情報に付する。後援団体がある場合には,出版地の前に後援団体名を記し,セミコロンで区切る。また,出版形態(マイクロフィルム,マイクロフィッシュ,CD-ROM)を出版情報の後に付する。[例9]
- 新聞のバックナンバーなど,編集が加えられておらず,保存の便宜の目的のみにマイクロフィルムなど写真形式が採用されている場合,特別の註記を入れる必要はなく,オリジナルを参照した場合と同様に扱う。
[例9]
- The Collected Papers of Charles Wilson Peale and His Family, ed. Lillian B. Miller (National Portrait Gallery, Smithsonian Institution, Washington, D.C.; Millwood, New York: Kraus-Thompson Organization, 1980), microfische.
- William Voelke, ed., Masterpieces of Medieval Painting: The Art of Illumination (Pierpont Morgan Library, New York; Chicago: University of Chicago Press,1980), text-fische.
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3.3.論文,記事など
- 3.3.1.刊本からの引用
- 著者名の記述については刊本の場合に準じる。
- 論文名はクオーテーション・マークで区切り,論文名末にはコンマを付す。
- 引用先の論文集名の前に “in” を付す。ページ数は末尾に付す。(定期刊行物からの引用には “in” は付さない。)
- 論文集等の編集者名は書名の後に,「ed. 編集者」という形で付する。[例10]
[例10]
- David Ogilvy, “The Creative Chef,” in The Creative Organization, ed. Gary A. Steiner (Chicago: University of Chicago Press, 1965), 199-213.
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- 3.3.2.学術的定期刊行物からの引用
- 論文・記事の筆者,題名の記述は,3.3.1に準じる。
- 論文・記事の筆者,題名の後にコンマを付し,引用先の定期刊行物の情報を付する。
- 定期刊行物名はイタリックで記す。巻数は刊行物名の後にアラビア数字で記す。(”vol.”は用いない。また,ローマ数字はアラビア数字に改める。)巻数に加えて号数を付する場合には,巻数の後にコンマを付し,「no. 号数」という形で付する。
- 出版年月(季刊の場合は季節)は括弧に括る。
- ページ数の前にはコロンを付する。[例11]
- 同一名の定期刊行物が複数ある場合,また知名度が低い刊行物の場合には,出版地や出版者の情報を刊行物名の後に括弧で括って記すのが望ましい。[例12]
[例11]
- Manuel Fermandez, “Arbitrating Labor-Management Disputes,” North American Labor Relations 12, no. 3 (1989): 28-31.
- Jane R. Bush, “Rhetoric and the Instinct for Survival,” Political Perspective 29 (March 1990): 45-56.
- Peter Lofton, “Reverberations between Wordplay and Swordplay in Hamlet,” Aeolian Studies 2 (fall 1989): 13-14.
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[例12]
- Marvin P. Garrett, “Language and Design in Pippa Passes,” Victorian Poetry (West Virginia University) 13, no. 1 (1975): 50-54.
- Jack Fishman, “Un grand homme dans son intimite: Churchill,” Historia (Paris), no. 220 (November 1964): 686-90.
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3.4.新聞,一般誌
- 誌名,発行年月日,複数の版がある場合は引用先の版を,必ず記す。それぞれの間はコンマで区切る。誌名はイタリックとする。
- 記事名,および記事の筆者の署名がある場合,3.3.2の規則に従って筆者と記事名を示す。[例13]
- 知名度の低い新聞,発行場所が分かりにくい新聞の場合,発行場所の情報を付するのが望ましい。発行場所情報は,括弧に入れて適宜示す。[例14]
- 新聞名が英語でtheを含む場合は,theを省略する。英語以外では冠詞は省略しない。[例15]
[例13]
- E. W. Caspari and R. E. Marshak, “The Rise and Fall of Lysenko,”Science, July 16, 1965, 276.
- “Robert Moses, Master Builder, Is Dead at 92,” New York Times, 30 July 1981, Midwest edition.
- Albert Finnonian, “The iron Curtain Rises,” Wilberton (Ohio) Journal, Feb. 7, 1990, final edition.
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[例14]
- Houlton (Maine) Pioneer Times
- Ottawa Times (Ill.)
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[例15]
- Times (London)
- Le Monde (Paris)
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3.5.インタビュー,私信など
- インタビュー対象,インタビュー実施者の情報を必ず付する。
- 筆者による聞き取り調査などの場合,実施年月日,記録保存の状態などを記す。
- インタビュー内容が公刊されている場合は,刊本,論文・記事,新聞の引用方法に準じて,出典を記す。テレビ番組,ビデオ資料,音声資料等の形で内容が公開されている場合には,メディアに関する最初の情報を適宜イタリックで記す。[例16]
- 私信,個人的会話,電話での会話等については,下記[例17]の要領で示す。
[例16]
- Raymond Bellour, “Alternation, Segmentation, Hypnosis: Interview with
- Raymond Bellour,” interview by janet Bergstrom, Camera Obscura, nos. 3/4 (summer 1979): 93.McGeorge Bundy, interview by Robert
- MacNeil, MacNeil/Lehler News Hour, Public Broadcasting System, Feb 7. 1990.
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[例17]
- Colonel William Rich, telephone conversation with author, Oct. 12, 1989.
- Margaret Skelton, conversation with author, Oak Park, Ill., July 19, 1990.
- Jeanne Cavanagh, letter to author, 10 Jan. 1990.
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3.6.個人文書,非公刊文書など
- 引用先史料を同定する情報(史料の性質,作成者,宛先,作成年月日,作成場所
等),既に分類されているものであれば分類番号等の情報,所蔵先の情報を,以上の順序で記す。それぞれの間には,コンマを適宜用いる。[例18]
[例18]
- George Creel to Colonel House, 25 Sep. 1918, Edward M. House Papers, Yale University Library.
- James Oglethorpe to the Trustees, 13 Jan. 1733, Philipps Collection of Egmont Manuscripts, 14200: 13, University of Georgia Library.
- Memorandum, “Concerning a Court of Arbitration,” n.d., Philander
- C. Knox Papers, Manuscripts Division, Library of Congress.
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3.7.政府関係文書
- 基本的に従来の表記慣習に従う。
- アメリカ合衆国,連合王国,カナダに関しては,The Chicago Manual of Styleに表記法の説明が掲載されているので(第14版では602-628ページ),参考にすること。
3.8.マルチメディア
- 聴覚ソフトについては,ソフトの題名(音楽ソフトの場合は作品名やアルバム名,講義・講演録等の場合は演題など),ソフトの形式(オーディオCD,オーディオカセット等),演奏者・講演者・出演者,出版者などの出版情報を付する。ソフトの題名はイタリックとする。出版情報については,講演録など内容が刊本に準じる場合は,刊本の形式に準じて示す。[例19]
- 視覚ソフトについては,定まった表記法や基準は確立されていないので,引用者は適宜上記の様々な表記法を応用して,最善と考えられる表記を行う。スライドや映画については刊本の表記法を基本とし,その他のビデオ等については聴覚ソフトの表記法を基本とすることを,原則とする。[例20]
[例19]
- Wolfgang Amadeus Mozart, Mass in C Minor, Chorus and Academy of St. Martin-in-the-Fields, Neville Marriner, Philips
audiocasette 7300775.
- M.J.E. Senn, Masters and Pupils, audiotapes of lectures by Lawrence S. Kubie, jane Loevinger, and M.J.E.
- Senn presented at meeting of the Society for Research in Child Development, Philadelphia, March 1973 (Chicago: University of Chicago Press, 1974).
- Dylan Thomas, Under Milk Wood, performed by Dylan Thomas and others, Caedmon CDLS-2005, compact disc.
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[例20]
- Louis J. Mihalvi, Landscapes of Zambia, Central Africa (Santa Barbara: Visual Education, 1975), slides.
- An Incident in Tiananmen Square, 16 mm, 25 min., Gate of Heaven Films, San Francisco, 1990.
- Itzak Pearlman: In My Case Music, prod. and dir. Tony Denonno, 10 min., Denonno Pix, 1985, videocasette.
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3.9.省略について
- 以上の全てにつき,初出以外の箇所では適宜,省略した記述法を用いてもよい。
- Ibid. (イタリックにて大文字より開始)は,直前の註の引用文献が単一の場合にのみ用いる。(直前の註に複数の文献が引用されている場合には,Ibid.は用いずに,通常の表記とする。)
- op. cit. ;loc. cit.;idem.については,通常の用法に従う。
4.註記について(和文)
4.1.刊本
- 著者名には「著」は付さない。編者名の後には「編」を,編著者の後には「編著」を付する。
- 翻訳書の場合,著者名に「著」を付し,訳者名に「訳」を付する。
- 書名は二重括弧 『』で括る。
- 出版社名と刊行年は括弧で括る。出版社名と刊行年の間には読点を付する。
- ページ数の付し方は欧文に準じる。(”p.” “pp.”は付さず,数字のみを記す。)
- シリーズの場合,巻数の表示は当該書籍の原表記に準じるが,算用数字を用いるものとする。(「第1巻」,「1巻」,「1」など。)
- 翻訳書の場合,原書を記すのが望ましい。原書に関する情報は,括弧で括って記す。原著情報の表記については,「3.註記について(欧文)」に準ずる。
[例]
- 紀平英作 『ニューディール政治秩序の形成過程の研究:20世紀アメリカ合衆国政治社会史研究序説』(京都大学学術出版会、1993年) 191-196。
- エリック・ホブズボーム 著 河合秀和 訳 『20世紀の歴史: 極端な時代』 上巻(三省堂、1996年) 339-345。(Eric Hobsbawm, Age of Extremes: The Short Twentieth Century, 1914-1991 (London, 1994), 225-230)。
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4.2.論文・記事など
- 論文・記事等の題名は鉤括弧「」で括る。
- 刊本からの引用の場合,論文・記事等の題名の後に,刊本に関する情報,およびページ数を付する。刊本の表記法は4.1に準じる。
- 定期刊行物からの引用の場合,巻号数,出版年(月日)を付する。巻号数の表示は当該書籍の原表記に準じるが,算用数字を用いる。定期刊行物名は,二重括弧『』で括る。
- 新聞・一般誌からの引用の場合,誌名,日付,必要に応じて版の情報(朝・夕刊,地域版など)を付する。誌名は,二重括弧『』で括る。
[例]
- 大下尚一 「ディセント・コロニーの形成: マサチューセッツ湾植民地とピューリタニズム」関西アメリカ史研究会 編著 『アメリカの歴史: 統合を求めて』 上 (柳原書店、1982年)14-29。
- 永井 和 「西園寺公望はいかにして最後の元老となったのか」 『京都大学文学部研究紀要』36 (1997年)111-152。
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4.3.インタビュー
- インタビュー実施年月日,インタビュー対象,インタビュー実施者の情報を必ず付する。
- 録音テープ等の所在については,括弧で括って記す。
[例]
- 2000年6月25日、森 喜朗氏に対する筆者のインタビュー。(録音テープは、筆者所蔵。)
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4.4.政府文書・個人所蔵文書 など
原則として,作成者・作成部局名,文書名,関連する年月日,所蔵先,必要に応じて史料が収められている冊子名や所蔵先における分類番号などを付する。以下に示す具体例を参考に,引用先史料を正確に同定できる情報を適宜示すものとする。
- 「陸軍将官ニシテ内閣総理大臣ニ任セラレ特ニ現役ニ列セラレタルトキ身分取扱方」(1905年5月8日)『公文類聚』第29編巻3、官職門2-27(国立公文書館所蔵)。
または
- 「陸軍将官ニシテ内閣総理大臣ニ任セラレ特ニ現役ニ列セラレタルトキ身分取扱方」(1905年5月8日)『公文類聚』2A-11・類983-27(国立公文書館所蔵)。
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戦前は文書簿冊の分類番号を記し、戦後はマイクロフィルムの巻数を記す。
戦前の史料:
- 関東軍参謀部「対支情勢判断」(1937年2月)外務省記録A.1.1.0.10「帝国ノ対支外交政策」第7巻(外務省外交史料館所蔵)。
戦後の史料:
- 1955年1月28日付在アメリカ井口大使発重光外相宛電報台99号、外務省記録「日米・米国間外交」第2巻、A’-0134(外務省外交史料館所蔵)。
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- 陸軍省軍務課「陸軍関係者南方占領地(含香港)進出手続ニ関スル件」(1942年4月23日)『昭和17年陸亜密大日記』第18号(防衛庁防衛研究所図書室所蔵)
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- 「倉富勇三郎日記」1924年4月28日条(国立国会図書館憲政資料室所蔵)。
- 「事務官更迭ニ関スル御宸念ニ就テ」『牧野伸顕関係文書(書類)』33(国立国会図書館憲政資料室所蔵)
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4.5.マルチメディア
聴覚・視覚ソフトに関する情報の表示法については,上記の文献情報の表示法を参考にしつつ,適宜示すものとする。
[例]
- 「日本降伏の状況 沖縄県・マニラ」『終戦直後・占領下の映像記録』第35巻、ビデオ資料(エムティ出版、1998年)。
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5.ウェブ・サイト
The Chicago Manual of Style, 14th ed. (1993)では,ウェブ・サイトの表示法について具体的な原則が説明されていない。一方,2000年時点で,人文科学系論文におけるウェブ・サイト表示方法に最も踏み込んで取り組んでいるものに,Modern
Language Association (MLA), The MLA Handbook for Writers of Research Papers, 5th ed. (1999) がある。しかし,シカゴ・スタイルとMLAスタイルでは,もともと句読法に大きな違いがあるため,ウェブ・サイトの表示にのみMLAスタイルを導入すると混乱を生じるおそれがある。そこで,この問題に関する国際的基準が確立されるまでの妥協策として,MLAシステムで推奨されている表示内容を,シカゴ・スタイル風にアレンジした例を下記に記す。
5.1.ウェブ・ページ
作成者・筆者名,記事・ページ名,作成・更新年(月日),アクセス日,電子アドレス(URL)を記す。作成者・筆者名,ページ名称の後にはコンマを,アクセス日の前にはピリオドを付し,電子アドレスは<>で括る。記事名はクオーテーション・マークで括り,ページ名はイタリックとする。
[例]
- Bill Daly, Writing Argumentative Essays, Oct. 1997. 26 Jun. 1998 <http://www.esplanet.com/teachertools/argueweb.htm>.
- “White House Background Briefing: Middle East Peace,” 5 July 2000. 10 July 2000 <http://www.state.gov/www/regions/nea/000705_official_brief.html>
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5.2.オンライン・ジャーナル
「3.3.論文,記事,章など」に準じて,筆者名,記事名,ジャーナル名,巻号数,刊行年(月日),ページを付するほか,アクセス日,電子アドレス(URL)を付す。アクセス日の前にはピリオドを付し,電子アドレスは<>で括る。
[例]
- Kenneth Inada, “A Buddhist Response to the Nature of Human Rights,” Journal of Buddhist Ethics 2 (1995): 9. 26 Jun. 1998 <http://jbe.la.psu.edu/>
- Robert S. Norris et al., “Where they were,” Bulletin of Atomic Scientists, 55, no.6 (1999): 26-35. Dec. 14 1999 <http://www.bullatomisci.org/issues/1999/nd99/nd99norris,html>
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5.3.電子データベース
作成者・筆者名,記事名,データベースに関する情報,アクセス日,電子アドレス(URL)を記す。アクセス日の前にはピリオドを付す。記事名はクオーテーション・マークで,電子アドレスは<>で括る。データベース情報の一部を適宜(刊本のデータベースに当たる部分など)イタリックとする。
[例]
- ” Fresco, ” Britannica Online, Vers. 97.1.1. Mar. 1997, Encyclopedia Britannica. 29 Mar. 1997 <http://www.eb.com/180>
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