基礎現代文化学系では、科学、情報、大衆文化とメディア、現在史と、大きく4つの柱をたてて現代文化を研究しています。科学、情報、大衆文化とメディアは、現代社会を考えるときに欠かすことの出来ないい要素であり、それらをとおして現代世界のありかたを研究しています。また現代世界がどのように形成され、変化していくのかを研究するのが現代史です。そのために科学哲学科学史、メディア文化学、現代史学の3つの専修がつくられています。
京都大学大学院文学研究科の大学院入学・編入学選抜試験の過去3年分の問題(過去問)は、文学研究科教務掛の窓口にて閲覧できます。しかし、さまざまな理由で窓口まで直接確認に来ることが困難な方もいらっしゃるかと思います。
そうしたニーズを踏まえ、現代文化学専攻では、大学院入学・編入学選抜試験の過去問をウェブ上に公開しております。現代文化学専攻の大学院への進学・編入学を検討しておられる皆さんに役立てていただければ幸いです。
科学とはなんだろうか、仮説はいかにして知識となるか、科学はどのように発展してきた。哲学と歴史学の視点からアプローチし、科学の認識論、学説史、科学と社会の関わりなどについて考察する。
伊勢田哲治 | 教授 | 科学哲学 |
伊藤 憲二 | 准教授 | 科学史 |
メディア文化学専修は、情報・史料学専修と二十世紀学専修が合併することにより、2018年度に発足した新しい専修である。
喜多 千草 | 教 授 | 現代技術文化史 |
松永 伸司 | 准教授 | 美学、ゲーム研究 |
情報化と情報技術が抱える問題の哲学的、社会学的、歴史学的研究を中心に、人文社会学的発想に基づいた情報技術の研究、人文科学への情報技術の運用な ど、情報学と人文社会学の境界領域を幅広く研究する。
現代社会の諸問題を、歴史学、文学、社会学などの分析方法を参照しながら、文書資料に限定せず、20世紀が生んだ「現代文化」の双璧である映像・マンガな ども素材にして、学際的に研究する。
言葉の真の意味での「世界史」は現代世界においてはじめて可能であり、現代世界は20世紀にその姿をあらわす。常にグローバルな視点に立ち、「比較」と 「相関」の見地から世界史を研究する。
小野澤 透 | 教 授 | アメリカ現代史 |
塩出 浩之 | 教 授 | 日本近現代史 |
石川 禎浩 | 教 授 | 中国現代史 |
海田 大輔 | 講 師 | 英語圏の現代哲学 |