文学部・文学研究科の学生たちが日頃抱えている課題や悩み―学習、生活、研究環境、人間関係、進学、就職、留学、留学生との交流、外国語による論文作成・情報交換、研究者としての自立の道など―を、最近まで同じ学生であった若手研究者(OD, PD)のスタッフが、 相談に乗り共に考えることにより、解決のための助けとなる。
このプロジェクトは、かつて研究室において助手(助教)が果たしていた教員と学生の間の橋渡し役を、博士号を取得したばかりの若手研究者に果たしてもらおうという発想から生まれました。そのような若手の優秀な先輩たちが、学部の一年生から博士論文を準備している院生までを対象として、様々な支援を行い、時に悩みの相談にも気軽にのり、また学習や研究を進める上で役立つ様々な基本的な事柄を身につける手助けをするというのが、このプロジェクトの内容です。文学部・文学研究科では、このプロジェクトによって教育と研究の基盤を強化し充実を図ることを目指しています。それと同時に、文系の4研究科が意思疎通を図り、それぞれのプロジェクトに取り組むなかで、共に学生支援を行ない、また学生が抱えている様々な問題の解決に取り組もうともしています。文学研究科におけるこのプロジェクトは、次の5つのグループよりなります。