「京大以文会」は、京都大学文学部と大学院文学研究科の同窓会です。本会の名称は、『論語』(顔淵篇24)にある「君子以文會友」(君子は文を以て友を会す)からとられています。 本会は、会員相互の親睦をはかり文学研究科・文学部の研究・教育を助成する目的で、前身の「京大倶楽部」を引き継いで昭和30年(1955年)に発足し、平成17年(2005年)4月には、各界で活躍するO.B.を招いて創立50周年記念式典を行いました。
本会は、一万人を超える会員の皆様のご支援のもとに、毎年、会誌『以文』の発行、年次総会等と懇親会、文学部卒業生祝賀記念パーティーの開催、各教室主催の講演会の後援、支部活動の援助等を行っています。
平成16年(2004年)4月に国立大学が法人化され、現在、大学の性格が大きく変りつつありますが、このような流れの中で、京大文学部・文学研究科も自立性と自己発信の機能を強化していかなければなりません。その際、文学部・文学研究科の活動を側面から支援する殆んど唯一の団体が以文会であり、その意味で、以文会の果たす役割は今後さらに大きくなると思われます。これに伴って、以文会も、従来の組織形態・運営方法から脱して新しい時代に対応した同窓会に成長する必要があります。平成17年度に名誉会長のポストを設け学外のO.B.をお迎えしたのはその第一歩ですが、この線に向って今後とも、以文会を学外O.B.に軸足を置き皆様の御要望に応える同窓会とすべく、一層努力する所存です。卒業生修了生の皆様の一層の御支援と御鞭撻をお願いする次第です。
京大以文会会長 出口 康夫
●京大以文会規約 ●京大以文会東京支部規約 ●京大以文会発行の書籍『以文会友 京都大学文学部今昔』
●在学生の皆様へ(京大以文会のご案内)
<京大以文会事務局 お問い合わせ先>
メールアドレス: ibunkai*bun.kyoto-u.ac.jp(*を@に変換してください)
令和6年2月24日(土)、本学名誉教授(美学美術史学)の佐々木丞平先生が講演を行われるシンポジウムが開催されます。
【 日 時 】 令和6年2月24日(土曜日)午後1時~4時30分
【 場 所 】 京都府立 京都学・歴彩館 大ホール
【 内 容 】 基調講演 佐々木丞平「丹後―歴史・文化・風土が織りなすユートピア」
他 講演、パネル討論等を予定
詳細や申し込み方法については、古都古文化保存協会HPよりご確認ください。
<会長より>
リオタール・ディストピアに抗して …… 出口康夫
<退任の先生方より>
世界市民を共に育てる―教育における国際連携 …… 落合恵美子
京都を離れておもうこと …… 高嶋航
チェジュ島を訪れて …… 水野一晴
もし私が世界の支配者であったなら …… 中畑正志
<追悼>
朝尾直弘先生を偲んで …… 藤井讓治
<新任の先生方より>
京都大学の印象 …… 伊藤憲二
どこにいても「アウェイ」? …… 岩本佳子
たくさんの森、ひとつの語り …… 岸政彦
なめくじのあじわい …… 鳥山定嗣
キャンパスの緑 …… 埴淵知哉
セントルイスと京都から東アジアの西洋史学へ …… 安平弦司
<卒業生より>
選んだ道をよく生きるということ …… 奥村眞也
仏教学からお坊さんへ …… 津田明雅
「字にならない」こと …… 林航平
充実から遠く離れて …… 山口宗忠
他、教室便り、支部便りなど掲載。お手元に届いていない方は、以文会事務局<ibunkai★bun.kyoto-u.ac.jp>(★を@に変換)までお知らせください。
2023年11月18日(土)に、京大以文会東京支部の第15回総会・懇親会が開催されました。
開催の模様がこちらに掲載されておりますので、ご覧ください。
京都大学より、同窓生に関する新サービスのご案内がありましたので、お知らせ申し上げます。
以文会会員の皆様もご登録いただけますので、ぜひご登録ください。
●KUONホームページ: http://hp.alumni.kyoto-u.ac.jp/kuon/
【KUONとは…】
ご登録いただいた皆様へ、京都大学から同窓生限定の優待特典や大学の最新情報をお届けするサービスです。
【KUONでおこなっていただけること】
・優待特典の受け取り
総合博物館や白浜水族館のご優待や、全国各地の大学関連施設見学会の優先申し込み権、
梅田芸術劇場様との提携によるチケットご優待など、さまざまな特典をご用意しております。
詳細はこちらからご確認ください。 http://hp.alumni.kyoto-u.ac.jp/kuon/service_list.html
・一人ひとりに合わせたお知らせの配信
出身の学部や、お住まいの都道府県にあわせて、イベントや大学の最新情報などのお知らせを配信いたします。
・在学生とつながるお知らせの配信
在学生との交流会や学生チャレンジコンテストのご案内などのお知らせを配信いたします。
【対象】
正規在学生・卒業生
常勤/非常勤教職員・元教職員
京都大学同窓会会員
『以文』57号に収録されたアンダーソン先生のオリジナル原稿および訳稿は以下のリンクでご覧になれます。
● My Route to Kyoto (in English, PDF)
● 『京都への長い道』 (日本語訳 藤田和生先生, PDF)
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会員の皆様へ
最近、「明光出版」と名乗る業者から、本学部卒業生に対して、「京都大学(文学部・経済学部)職業別同窓名鑑」を発刊する旨の「往復はがき」が送付され、個人情報と購入希望を照会しているようです。
この件については下記のとおりですのでご注意ください。
1.「明光出版」は、京都大学文学部及び京大以文会とは全く関係がありません。
2.皆様は「明光出版」へ個人情報や購入希望の有無について一切回答する義務はなく、 また、ハガキを返送された場合、個人情報流出の危険性があります。
京都大学文学部及び京大以文会では責任を負うことができませんので、くれぐれもご注意をお願いします。
平成25年3月4日
京都大学文学部・京大以文会
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会員の皆様へ
2013年2月16日に開催された評議員会において規約が改正され、2013年4月1日からこれまで準会員であった在学生(学生、院生)をすべて正会員とすることが決定されました。
これは昭和8(1933)年に誕生し、昭和30(1955)年に現在の同窓会組織として再出発した以文会にとってターニングポイントにもなる大きな改革です。これまで以上に、在学生と同窓生のつながりをつよめ、両者がともに構成する文学部文学研究科という共同体のさらなる発展をはかろうとするためのものです。
4月に入学予定の新入生に対しては、以文会の入会案内を送り、標準修学期間(学部4年、修士2年、博士3年)の会費全額を前納してもらうようお願いします。また在学生には、毎年、『以文』発送時にその年度の会費の納入をお願いすることになります。これまで準会員であった在学生に対するサービスは、会誌の提供、卒業・修了懇親会の開催などのサービスだけでしたが、これを契機に、昨年試験的に実施して成功をおさめた「キャリアガイダンスin Tokyo」といった、各界で活躍する卒業生によるキャリア相談や指導、あるいは就職活動を希望する在学生による「OB・OG訪問」の仲介などの学生支援サービスをいっそう充実させていく予定です。また、学生評議員、学生理事として以文会活動自体への参加も今後実現に向けて検討していく所存です。
新たに在学生会員を迎える以文会に対する一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
2013年2月22日
京大以文会会長 川添信介