相談員の自己紹介です。全員が文学研究科のOBOGで、それぞれに得意分野があります。気軽に相談しに来て下さい。
高野 紗奈江(考古学)
考古学専修の高野紗奈江(TAKANO Sanae)と申します。私は、日本列島縄文時代・文化の研究をしており、 特に縄文土器に見られる縄目文様の施文具(縄文原体-じょうもんげんたい-といいます)を探究しています。京都大学の考古学研究室には、縄文時代だけでなく、弥生時代、古墳時代、歴史時代、さらには水中考古学から海外の考古学を専門とされる方まで、幅広く在籍しています。私は瓜生山にある京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)、立命館大学を経て、大学院から京都大学へ進学しました。大学に入学する以前は、社会人も経験してきました。専門的な学問分野はもちろんですが、そのほかのご相談にも応答できればと思っております。月曜日を担当しておりますので、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
横田 悠矢(フランス文学)
2013年に京都大学教育学部を卒業したのち、2015年京都大学大学院文学研究科修士課程修了、2023年パリ・シテ大学博士課程修了。三重大学人文学部特任准教授。学部でストラスブール、博士課程でパリにそれぞれ留学経験があります。また、京都大学文学部のハイデルベルク・ストラスブール大学派遣プログラムにも何度か同行しています。研究テーマは、フランスの現代自伝文学。とくに自己の語りが多様化した、20世紀後半以降の作品に関心があります。先輩相談室へお越しの際には、日々の学生生活や留学相談、世間話など、なんでも気軽にお話しいただければと思います。
林 和雄(倫理学)
2017年3月に京都大学文学部を卒業、2019年3月に京都大学大学院文学研究科修士課程を修了したのち、2022年3月に京都大学大学院文学研究科博士後期課程を研究指導認定退学。専門は倫理学で、J.S.ミルの功利主義的自由主義について研究しております。京大文学部・文学研究科で10年間過ごしてきましたので、ご相談に乘れることもあるかと思います。単位や卒業論文、学部生・大学院生のライフスタイル、京都での暮らし方などなど、話したいことや聞きたいことがありましたらお気軽に相談室までお越しください。
林 和樹(日本史学)
日本史研究室に在籍する林和樹と申します。専門は日本近代史で、とりわけ交通の歴史に関心があります。現在は、明治時代に進んだ幹線鉄道の敷設過程を沿線地域社会との関係から研究しています。趣味は鉄道旅行です。早稲田大学文学部を卒業後、修士課程から京都大学大学院に進学し、2022年3月に博士後期課程を指導認定退学しました。教員免許(中学社会および高校地歴公民)をもっています。また、学部・院を通して計10年のあいだ複数の学生寮で生活した経験があります。履修登録・資格取得のお話から進路の相談、世間話まで、何事も遠慮なくご相談ください。
増永 理考(西洋史学)
2012年大阪大学文学部卒業、2014年京都大学大学院文学研究科修士課程西洋史学専修修了、2017年3月同大学院博士後期課程研究指導認定退学。2019年に学位取得後、現在は、関西圏での非常勤講師のかたわら、2021年4月より、京都大学人文学連携研究者を務めています。専門は西洋古代史で、特にローマ帝国におけるギリシア語圏の属州都市に関する研究に取り組んでいます。これまで、ドイツ考古学研究所での在外研究や現在のトルコに残るギリシア・ローマ遺跡の調査を経験してきました。研究活動に関することのみならず、大学生活全般に至るまで、ほんの些細なことでもかまいませんので、遠慮なくご相談ください。
吉 琛佳(社会学)
金曜日担当の吉琛佳(きちしんか)です。京都大学大学院文学研究科社会学研究室博士後期課程に在籍しています。上海の復旦大学から卒業し、一年間就職してから来日し、京都大学に進学しました。2019年10月からの半年間、派遣留学生としてドイツ・ハイデルベルク大学で在外研究を経てから現在。専門は、社会学理論の東アジアにおける受容史です。研究と学習はもちろん、留学生や海外留学の問題についても、お気軽に聞かせてください。
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更新日時 2023/04/03