『中国思想史研究』
『中国思想史研究』(Journal of History of Chinese Thought)とは、京都大学中国哲学史研究会の学術研究誌である。同会会員による中国思想史に関する研究論文などを収載。
1993年、第3回「蘆北賞」(學術誌部門)を受賞。
※掲載論文の一部は「京都大学学術情報レポジトリKURENAI(紅)」に公開されています。
購読等に関するお問い合わせ
郵便 〒606-8501 京都市左京区吉田本町京都大学文学部中国哲学史研究室内 京都大学中国哲学史研究会
電話 075-753-2755
(※学生不在の際は繋がらないことがあります)
e-mail ku.chutetsushi■gmail.com
(※「■」を「@」に変換してください)
『中国思想史研究』既刊号一覧
創刊号||2号||3号||4号||5号||6号||7号||8号||9号||10号||11号||12号||13号||14号||15号||16号||17号||18号||19号||20号||21号||22号||23号||24号||25号||26号||27号||28号||29号||30号||31号||32号||33号||34号||35号||36号||37号||38号||39号||40号||41号||42号||43号
◆各号の掲載論文及び執筆者◆
- 第四十四号(定価1500円)最新号(二〇二三年三月発行)
- 崔靈恩の『三禮義宗』――鄭玄注から南北朝經學へ――(田尻健太)
大覺國師義天の燒身供養――孝を目的とした捨身――(中村慎之介)
『賈誼新書』「德の六理」説とその政治思想上の意義(工藤卓司)
▲刊号一覧へ
- 第四十三号(定価2000円)最新号(二〇二二年三月発行)
- 『抱朴子』における「行」 ―― 外篇行品篇を手掛かりに――(臧魯寧)
- 北宋繪畫論における「幻」――「幻」の繪畫の由來及びその意味――(王歡)
- 朱熹の自欺說について――最晚年における『大學章句』『大學或問』の改訂――(中純夫)
- 「禮教」の滲透・汎化とその展開――中國を中心とする近世東アジアの事例から――(伊東貴之)
- 鄭注禮記補疏(曲禮・檀弓)(喬秀岩)
- 段玉裁『古文尚書撰異』序譯注(二)(田尻健太・古勝隆一)
▲刊号一覧へ
- 第四十二号(定価1500円)
- 『抱朴子』の隠逸觀 ―― 「出處同歸」をめぐって――(臧魯寧)
- 釋亡名――中國南北朝末期(六世紀)の知識人(西脇常記)
- ある三教融合の樣相――『北斗本命延生經』玄元眞人註試論――(三浦國雄)
- 段玉裁『古文尚書撰異』序譯注(一)(田尻健太・古勝隆一)
- 內山俊彥先生の思い出(末永高康)
- 內山俊彥名譽教授著作目錄續(一九九六年十二月以降)
▲刊号一覧へ
- 第四十一号(定価1500円)
- 『尚書大傳』と『尚書』經文(伊藤裕水)
- 『抱朴子』外篇の形神觀念――人物鑑識論との關わりを中心に――(臧魯寧)
- 北宋蜀學の孟子觀(陳佑眞)
- 大慧禪における悟境についての一試論(前)――「寂滅現前」を手がかりとして――(中西久味)
▲刊号一覧へ
- 第四十号(定価1500円)
- 隋朝における牛弘の位置(池田恭哉)
- 繪畫修養論――「氣韻生知」から「氣韻學知」へ(王俊鈞)
- 義疏學の轉換――『五經正義』における「今不所取」の考察(王孫涵之)
▲刊号一覧へ
- 第三十九号(定価1500円)
- 朱熹における四書注釋の「説明」實踐知の所在(市來津由彦)
- 王弼の終始論(趙ウニル)
- 繪畫理論における「邪甜俗賴」とその周邊について(王俊鈞)
- 敖繼公『儀禮集説』と朱子『儀禮經傳通解』-その繼承と修正(廖明飛)
- 豐穰な知の世界-退溪學成立前夜の朱子學をめぐって(3)-(川原秀城)
▲刊号一覧へ
- 第三十八号(定価1500円)
- 『顏氏家訓』における學問と保身(田中一輝)
- 題記を有つ麴氏高昌國時代の二つの佛經斷片(西脇常記)
- 豐穰な知の世界-退溪學成立前夜の朱子學をめぐって(2)-(川原秀城)
▲刊号一覧へ
- 第三十七号(定価1500円)
- 胡宏と朱子―兩者の相異の根源としての經書理解(福谷彬)
- 敖繼公『儀禮集説』における鄭玄注の引用と解釋(廖明飛)
- 劉師培の義例觀と劉氏家學―繼承から發展へ(田訪)
- 豐穰な知の世界-退溪學成立前夜の朱子學をめぐって(1)-(川原秀城)
▲刊号一覧へ
- 第三十六号(定価1000円)
- 擲錢法に對する桃源瑞仙の講抄(近藤浩之)
- 王弼の聖人論(趙ウニル)
▲刊号一覧へ
- 第三十五号(定価1500円)
- 顔之推における『顔子家訓』と『冤魂志』(池田恭哉)
- 「形」についての再考(宇佐美文理)
- 劉師培における『左傳』の義例觀(田訪)
▲刊号一覧へ
- 第三十四号-池田秀三教授退職記念論集-(定価2500円)
- 『性自命出』の性情論(鄭宰相)
- 天の時、地の利を推す兵法―兵陰陽の占術理論―(武田時昌)
- 『孟子』と『五行』(末永高康)
- 『春秋穀梁傳』の敬について(木村亮太)
- 小學と書(宇佐美文理)
- 魏晉の明堂改制論と王肅の五帝説(南澤良彦)
- 傳・訣・經―上清經の形式についての略論(金志玹)
- 「溥天之下、莫非王土」攷―隱逸と節義―(池田恭哉)
- 『劉子』における理想的人格(龜田勝見)
- 血字經の淵源と意義(村田みお)
- 初唐におけるモジュール的思考について―類書・正義そして楷書―(木島史雄)
- 道信と天台止觀(古勝亮)
- 『周易集解』所引の鄭玄易注について(仲畑信)
- 佛教と道教の間―禪籍に見える用例から―(坂内榮夫)
- 朱子の「心」(孫路易)
- 王棟の致良知否定論―致良知説の尖鋭化―(中純夫)
- 明萬暦版リッチ編・畢懋康演・余永寧刊刻の『乾坤體義』について(馮錦榮)
- 劉師培の『國學發微』について―中國における「國學」成立の一側面―(末岡宏)
- 池田秀三教授著作目録
▲刊号一覧へ
- 第三十三号(定価1500円)
- 『管子』の心術と内業再探(金東鎭)
- 『道教義樞』序文に見える「王家八竝」をめぐって―道教教理學と三論學派の論法―(麥谷邦夫)
- 『春秋左傳讀』に於ける章太炎の思考法と左傳觀(田訪)
▲刊号一覧へ
- 第三十二号(定価1500円)
- 五星會聚説の數理的考察(下)―秦漢における天文暦術の一側面(武田時昌)
- 春秋災異説の展開における災異事例の選擇と變貌(木村亮太)
- 近代中國禮學研究の苦境と突破(彭林・池田恭哉[譯])
- 黄侃<禮學略説>詳注稿(三)(池田秀三)
▲刊号一覧へ
- 第三十一号(定価1500円)
- 五星會聚説の數理的考察(上)―秦漢における天文暦術の一側面(武田時昌)
- 模倣の價値(宇佐美文理)
- 顏之推の學問における家と國家(池田恭哉)
- 『二入四行論』雜録第一の話者(古勝亮)
▲刊号一覧へ
- 第三十号(定価1500円)
- 元嘉暦と戊寅暦とにおける定朔平朔論議(南澤良彦)
- 劉炫の『孝經』聖治章講義(古勝隆一)
- 朱子學的君主論―主宰としての心―(田中秀樹)
▲刊号一覧へ
- 第二十九号(定価1500円)
- 道家新メンバーについての考察―兼ねて『易』繫辭傳は道家の著作に非ざるを論ず―(周桂鈿 著・石立善譯)
- 「黄庭内景經序」小考―その成立と性格について―(金志玹)
- 佛教圖像と山水畫―盧山慧遠「佛影銘」と宗炳「畫山水序」をめぐって―(村田みお)
- 『祕書監致仕呂府君墓誌銘并序』をめぐって(坂内榮夫)黄侃〈禮學略説〉詳注稿(二)(池田秀三)
- 父湯淺廉孫の思ひ出(石川澄代)
▲刊号一覧へ
- 第二十八号(定価2500円)
- 宗鑑撰『釋門正統』について(西脇常記)
- 婦人病の醫學思想(武田時昌)
- 『晦庵先生語録大綱領』攷―附録朱子・范如圭・程端蒙・李方子の佚文―(石立善)
- 研究ノート・黄帝研究―漢代思想史研究分野を中心に(伊藤円)
- 黄侃〈禮學略説〉詳注稿(一)(池田秀三)
▲刊号一覧へ
- 第二十七号(定価1500円)
- 点・線・面―六十述学(周桂鈿著・伊藤円訳)
- 物化小考(末永高康)
- 荀子の吊実論―単吊と兼吊の問題を中心に―(鄭宰相)
- 皇帝の権威と儒家―孔子の位置づけをめぐって―(永渕正是)
▲刊号一覧へ
- 第二十六号(定価1500円)
- 劉劭『都官考課』とその批判をめぐって(東川祥丈)
- 『論衡』と『史通』(福島正)
- 王陽明の「良知《の再検討(孫路易)
- 『論衡』の縁よりして日本の縁に及ぶ(周桂鈿著・池田秀三訳)
- 弔湯浅幸孫先生文(池田秀三)
- 湯浅幸孫吊誉教授著作目録続
▲刊号一覧へ
- 第二十五号(定価1500円)
- 歴史伝承に対する王充の事実認識の諸問題(山花哉夫)
- 『論衡』における河図・洛書について(山口円)
- 「雑家類小考」(宇佐美文理)
- 劉宗周の「学言」について―慎独説から誠意説へ―(中純夫)
▲刊号一覧へ
- 第二十四号(定価1500円)
- 何休の考えた歴史(内山俊彦)
- 初期養生説と早期医学―内因論の系譜―(白杉悦雄)
- 「定命論」考(亀田勝見)
- 法琳の三教論によせて(中西久味)
▲刊号一覧へ
- 第二十三号(定価1500円)
- 読書箚記三題(吉川忠夫)
- 前漢期法政に見える法律観についての一考察(東川祥丈)
- 貙劉考(村田浩)
- 中国思想研究者のためのインターネット資源簡介(麥谷邦夫)
▲刊号一覧へ
- 第二十二号(定価1500円)
- 王充の著述意識(山花哉夫)
- 『周易集解』所引の王弼易注について(仲畑信)
- 宋代(九六○~一二七九)における仏教史書(西脇常記)
- 王蘋の生涯と師承(小笠智章)
▲刊号一覧へ
- 第二十一号(定価1500円)
- 輯佚の難と校讐の難(池田秀三)
- 文明に至るための権道―梁啓超における宗教と専制―(李惠京)
- 康有為の「気」の再検討(孫路易)
▲刊号一覧へ
- 第二十号(定価1500円)
- 伝達者としての欧陽修―減少に赴く思考―(藤井京美)
- 心と矩―顧憲成における朱子学と陽明学―(中純夫)
- 明末清初における黄百家の生涯と著作(馮錦栄)
▲刊号一覧へ
- 第十九号―内山俊彦教授退官記念論集―(定価3500円)
- 王充の歴史意識について(内山俊彦)
- 性善説再考―『孟子』尽心下第二十四章をてがかりに―(末永高康)
- 雁の四徳について(小林清市)
- 搊益の道、持満の道―前漢における易の台頭―(武田時昌)
- 『漢書』郊祀志の「泰一」の祭祀について(村田浩)
- 王粛の災異思想(南澤良彦)
- 王弼『論語釈疑』について(仲畑信)
- 「大晋龍興皇帝三臨辟雍皇太子又再莅之盛徳隆煕之頌」にみる晋初の礼学とその実践(木島史雄)
- 山水画と風景詩(宇佐美文理)
- 『神仙伝』再検討のために―諸本における仙伝の配列から見て―(亀田勝見)
- 『大道論』攷―唐代道教と洪州禅―(坂内栄夫)
- 程伊川の思想における〈養気〉をめぐって(小笠智章)
- 『救荒本草』考(白杉悦雄)
- 銭緒山の思想について―王龍渓・羅念庵を通じて―(呉震)
- 顧炎武―礼への復帰―(李惠京)
- 梁啓超にとってのルネサンス(末岡宏)
- 内山俊彦教授著作目録
▲刊号一覧へ
- 第十八号(定価1200円)
- 『史通』と『資冶通鑑』(福島正)
- 董仲舒春秋災異説の再検討(末永高康)
- 清末の礼学について―劉師培「逸礼考」をめぐって―(末岡宏)
▲刊号一覧へ
- 第十七号(定価2000円)
- 成玄英と三論教学についての一試論(中西久味)
- 『淮南子』の類(村田浩)
- 葛洪における運命の問題(亀田勝見)
▲刊号一覧へ
- 第十六号(定価2000円)
- 読風俗通義皇覇篇札記(池田秀三)
- 魏晋における太極論の展開(仲畑信)
- 程伊川の”気”をめぐって(小笠智章)
▲刊号一覧へ
- 第十五号(定価2000円)
- 無善無悪論について―陽明学を中心に―(呉震)
- 一陰一陽と三陰三陽―象数易と『黄帝内経』の陰陽説―(白杉悦雄)
- 董仲舒陰陽刑徳説について(末永高康)
▲刊号一覧へ
- 第十四号(定価2000円)
- 『管子』における「管仲」の候気の世界(久富木成大)
- 宋代における『史通』(西脇常記)
- 『淮南子』と災異説(村田浩)
▲刊号一覧へ
- 第十三号(定価2000円)
- 楊泉とその思想(内山俊彦)
- 招魂をめぐる礼俗と礼学(木島史雄)
- 「致知格物」論の構図(柳田裕延)
- 重澤俊郎博士著作目録
▲刊号一覧へ
- 第十二号(定価2000円)
- 『斉民要術』にみる醸造の呪術(小林清市)
- 明末における易学の展開―黄道周の『易象正』をめぐって―(馮錦榮)
- 戴震と西洋暦算学(川原秀城)
▲刊号一覧へ
- 第十一号(定価2000円)
- 漢代の淮南学―劉向と許慎―(池田秀三)
- 干宝易注の特徴(仲畑信)
- 劉師培の春秋学(末岡宏)
▲刊号一覧へ
- 第十号(定価2000円)
- 『易緯乾元序制記』所載の易緯佚文について(武田時昌)
- 王粛の政治思想―「感生帝説」批判の背景―(南澤良彦)
- 方以智の思想―方氏象数学への思索―(馮錦榮)
▲刊号一覧へ
- 第九号(定価2000円)
- 陸疏の素描(小林清市)
- 欧陽脩の学問と芸術論(宇佐美文理)
- 『正蒙』太和篇の一条について―「気」の認識形態―(木下鉄矢)
▲刊号一覧へ
- 第八号(定価2000円)
- 列子與漢魏晋思想(荘萬壽)
- 『千唐誌齊藏誌』に見える唐代の二三の習俗について(西脇常記)
- 邵雍と張載の思想における〈神〉の意義(小笠智章)
- 養老律令考辨二則(湯浅幸孫)
▲刊号一覧へ
- 第七号(定価1500円)
- 漢代思想はいかに研究されてきたか(日原利國)
- 『鍾呂伝道集』と内丹思想(坂内栄夫)
- 朱子の工夫論について―未発已発の問題をめぐって―(中純夫)
- 故日原利國教授略歴・著作目録
▲刊号一覧へ
- 第六号(再販定価2000円)
- 古典の役割(重沢俊郎)
- 五藏の五行配当について―五行説研究その一―(林克)
- 『九章算術』の構成と数理(武田時昌)
- もう一つの易筮法(川原秀城)
▲刊号一覧へ
- 第五号(定価1500円)
- 六天説の背景(呉二煥)
- 邵晉涵の歴史学―餘姚邵氏の歴史学その一―(福島正)
▲刊号一覧へ
- 第四号―湯浅幸孫教授退官記念論集―(定価平装3000円精装5000円)
- 地券徴存考釋(湯浅幸孫)
- 中国古代詩の修辞と形式―「詩経」の興と畳詠について―(久富木成大)
- 後漢・四分暦の世界―蔡の律暦思想―(川原秀城)
- 六朝齊梁の「神上滅論」覺え書―佛性説との交流より―(中西久味)
- 『史通』疑古篇論考―述者の意識―(福島正)
- 『陸文學自傳』考(西脇常記)
- 「打乖」考(三浦国雄)
- 張載の思想について―「大」と「聖」―(木下鉄矢)
- 清初の漢人とその処世―詩を以て史を証す―(山口久和)
- 訓詁の虚と実(池田秀三)
- 湯浅幸孫教授論著目録
▲刊号一覧へ
- 第三号(定価1000円)
- 「潜夫論」に引く〈魯詩〉について(湯浅幸孫)
- 『潜夫論』版本小考―特に元大徳本について―(池田秀三)
- 呂留良と張倬投書案(山口久和)
- 段玉裁の思考様式(木下鉄矢)
▲刊号一覧へ
- 第二号(再版定価2000円)
- 思想家としての王廷相―張載と王廷相―(湯浅幸孫)
- 中唐の思想―権徳輿とその周辺―(西脇常記)
- 宗炳「明仏論」について―その神上滅論形成の一側面―(中西久味)
▲刊号一覧へ
- 創刊号(再版定価2000円)
- 序に代えて(湯浅幸孫)
- 王船山研究其の一―存在論を中心として―(山口久和)
- 古音学の歴史―学的認識の形成及び深化の過程―(木下鉄矢)
- 三統暦の世界―経学成立の一側面―(川原秀城)
▲刊号一覧へ
トップページへ戻る