第14回京大以文会東京支部総会・懇親会が開催されました。(2021年3月27日)

京大以文会東京支部の総会・懇親会が東京都内の日本教育会館喜山倶楽部で開催され、OB会員30名が出席しました。

京大以文会東京支部は関東地区に在住する文学部・文学部研究科の同窓会です。

今年度は長引くコロナ禍でいったんは中止という選択肢もありましたが、状況を見つつ検討を重ねた結果、感染対策を十分に取り、食事の提供を行わない形式なら開催可能と判断し、会員への事前アンケートの結果も踏まえて何とか実施にこぎつけました。

芦名定道以文会長のビデオメッセージによる開会のあいさつの後、JICA(国際協力機構)理事の萱島信子氏(1982年仏文卒)により、「日本のODAと新型コロナウイルス」という演題で講演が行われました。日本政府のODAのうち二国間援助の大部分を担うJICAの幅広い活動、そして特に目下の重要課題である発展途上国での新型コロナ感染症対策について、多くの資料を使い、わかりやすく説明されました。タイムリーで関心の高いテーマであったため参加者からの反応は非常によく、たいへん勉強になった、有意義だった、といった感想が多く聞かれました。講演終了後もさらに話を聞きたいという参加者も多く、萱島氏はその方々にもていねいに応対されていました。

講演会の後の懇親会では、例年のように料理と飲み物を手にしながらとはいきませんでしたが、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止に十分気を付けながら、旧知の仲間同士、初対面同士のいずれも和気あいあいとした雰囲気で会話がはずんでいました。

京大以文会東京支部では、コロナ終息のあかつきには従来のようなビュッフェ形式での懇親会を復活させたいと思いつつ、当面は状況に合わせてやり方を工夫をしながら、会員同士の親睦を深めるための活動を継続していく予定です。


講演会 紹介動画

芦名以文会長のあいさつ

講演会講師の萱島氏

懇親会の様子