平成31年度京都大学総長裁量経費による「卓越した課程博士論文の出版助成事業」への応募があった平成26年4月から平成31年3月までの博士(文学)学位論文から、選考を経て、下記の6冊の書物が刊行されました。
白方 佳果『泉鏡花作品研究 同時代背景の注釈的検討を通して』
株式会社 臨川書店、2020年3月31日刊、iii+184頁
髙田 映介『世界の瞬間――チェーホフの詩学と進化論』
株式会社 水声社、2020年3月10日刊、v+314頁
小柏 裕俊『モンタージュ小説論―文学的モンタージュの機能と様態』
株式会社 水声社、2019年12月20日刊、3+241頁
三木 那由他『話し手の意味の心理性と公共性 コミュニケーションの哲学へ』
株式会社 勁草書房、2019年12月20日刊、xvi+269頁
永守 伸年『カント 未成熟な人間のための思想——想像力の哲学』
慶応義塾大学出版会株式会社、2019年9月30日刊、25+261頁
宮﨑 涼子『未完の聖地――景福宮 宮城再編事業の100年』
京都大学学術出版会、2020年3月31日刊、x+341頁