12月5日(火)から17日(日)まで、京都大学百周年時計台記念館1階企画展示室において、展覧会『20世紀初頭、京都における科学と人文学と芸術の邂逅―スウェン・ヘディンがチベットで描いた絵と京都帝国大学文科大学に残された遺産』が、スウェーデン大使館(東京)による後援、また、スウェン・ヘディン財団の協力を得て、開催されました。
ヘディンがチベット探検(1906~1908年)中に描いた原画、京都で作成された原画の模写、ならびにチベットの写真のほか、1908年11月29日、ヘディン来学時に開かれた展覧会で陳列された漢籍やヘディンの著書などを大勢の来場者に見ていただくことができました。比較的短い会期であったにもかかわらず、遠方から足を運んでくださった方々もおられました。厚く御礼申し上げます。
展覧会とあわせて、12月12日(火)午後1時30分から3時まで、時計台記念館2階会議室Ⅲにおいて、講演会『20世紀初頭、京都における科学と人文学と芸術の邂逅―スウェン・ヘディンがチベットで描いた絵と京都帝国大学文科大学に残された遺産』が開催されました。マグヌス・ローバック在日スウェーデン大使の来賓挨拶に続いて、
と 題する3つの報告が行われました。講演会終了後、展覧会場での展示説明を兼ねて、質疑応答の時間が設けられました。
学内外から45名の方々が参加され、熱心に耳を傾けていただいたことに、心から御礼申し上げます。