前期A: 科学と哲学/自然科学の方法/反証主義/科学的説明/
後期B: 理論・観察・ 測定/仮説の形成と確証/科学理論の変遷/科学の目的
テキスト、内井『科学哲学入門』世界思想社、を使用
西欧近代科学の誕生過程を考察する.運動論と天文学を中心に, 古代から17世紀「科学革命」までを辿る.
述語論理の基本, 完全性, 証明論入門, 不完全性定理
林・八杉『情報系の数学入門』オーム社
科学が社会にもたらす結果について, 科学者はどのように考え対処すべきか. この問題を近年の歴史と論議を踏まえて検討する.
マッハ, ラグランジュらを中心に力学の歴史的記述について考察する.
生物の生活史や社会行動は, 形態や生理と同じく, 自然淘汰による進化の結果である. その基本的考え方と数理的手法を紹介する.
科学と技術の歴史に対しては, さまざまな見方や問題の設定の仕方がある.
思想史や社会史の観点からのものなど種々の歴史研究のアプローチを, 事例研究を提示しながら最近の研究に至るまで概観する.
Michael Ruse, Philosophy of Biology Today, State Univ. New York Press
Sklar, Space, Time, and Spacetime
Deborah G. Mayo, Error and the Growth of Experimental
Knowledge, Univ. of Chicago Press, 1996.
コンピュータ・ネットワークと暗号の問題を論じる.
ガリレオとホイヘンスの運動論に関する著作.
R.N.Giere, Explaining Science: A cognitive approach, University of Chicago Press,1990.
クーン以降を含め従来の諸科学論を批判した上で, 独自の「認知的 アプローチ」を試みている書. 最新の科学論の一形態を学ぶ.
院生および4回生必修(発表演習)